晩春

ALLTIME BEST

劇場公開日:1949年9月19日

解説・あらすじ

小津安二郎監督が広津和郎の小説「父と娘」を原作に父娘の絆を描いた名作ホームドラマ。大学教授の周吉は早くに妻に先立たれ、娘の紀子と2人きりで鎌倉に住んでいる。いまだに独身の紀子を心配する周吉だったが、周吉の妹まさが縁談を勧めても紀子は頑なに受け入れようとしない。周吉はそんな紀子に、自分も再婚を考えていると告げる。小津監督が娘の結婚や親の孤独を題材にした初めての作品で、その後の小津作品の作風を決定づけた。原節子が紀子役を演じる「紀子3部作」の第1作にして、原が初めて出演した小津作品でもある。小津監督が野田高梧と共同で脚色も手がけた。

1949年製作/108分/日本
配給:松竹
劇場公開日:1949年9月19日

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映画レビュー

4.0父の優しさと残酷さ。

2024年1月20日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
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すっかん

4.5かつて日本にあった生活文化の真髄

2025年8月10日
PCから投稿

父と娘のふたり暮らし
住居は北鎌倉あたりか
娘は適齢期を過ぎ
父はそれを心配する。

物語はふたりの心の流れを描く
親子とは言え考えの違うふたり
本心はそこに有ったり無かったり
分かるのはお互いを労わる姿と心
それでも離れなくてはと父は思い
娘は永遠に今が続くことを願う。

時に優しく、時に怒る、
心の流れ、ぶつかる心情、
演技の後の漂う情の内
小津監督が展示してきた情
当時の日本の当たり前の情景は
淡々としているが強くある。

優しい紀子、
怒る紀子、
戸惑う周吉の
娘を見る眼差し
これが全てと思う。

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星組

5.0面白い

2025年2月23日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

知的

中身がないのに見せ方がうまい。

監督が凄いとしか言えない。計算された感じが
すごく伝わってくる。 俳優も生き生きしてるし
今だと絶対作れないんだろうと思った。ネチネチと
しつこい監督なんだと思う。映画にかける執念とか
も才能があってのことなんだろか。

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四葩

4.0三部作のトップ

2025年1月21日
PCから投稿

麦秋、東京物語と小津/原節子三部作を形成しますが、あとの二作とは明らかに趣が違います。
小津親分に特有の、同じ言葉の反復、意味のない会話の応酬などが過剰で、演出も形式主義で映画としての流れは二の次です。「演技よりシャシンが大事」な親分の面目です。
裏返せば、所謂小津調が非常に強いともいえるでしょう。

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越後屋