日本のいちばん長い日(1967)

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劇場公開日:

解説・あらすじ

1945年8月14日正午のポツダム宣言受諾決定から、翌日正午の昭和天皇による玉音放送までの激動の24時間を描いた名作ドラマ。大宅壮一名義で出版された半藤一利の同名ノンフィクションを原作に、橋本忍が脚色、岡本喜八がメガホンをとった。広島・長崎への原爆投下を経て日本の敗戦が決定的となった昭和20年8月14日、御前会議によりポツダム宣言の受諾が決定した。政府は天皇による玉音放送を閣議決定し準備を進めていくが、その一方で敗戦を認めようとしない陸軍将校たちがクーデターを画策。皇居を占拠し、玉音放送を阻止するべく動き出す。キャストには阿南陸軍大臣役の三船敏郎をはじめ、笠智衆、志村喬、加山雄三ら、当時の日本映画界を代表する俳優陣が集結。

1967年製作/157分/日本
配給:東宝
劇場公開日:1967年8月3日

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映画レビュー

5.0やめるのって大変なんだよ

2025年4月1日
スマートフォンから投稿

戦争の虚しさとか陸軍の理不尽とか、優等生みたいな感想を言う者が多いですが、今でも明らかな不採算分野から撤退したり、赤字支店を閉鎖しようと言う時なんか頑強に抵抗する輩は大勢います。本質は変わってませんよ。
結果を知っているから、戦争反対なんて言いますが、正しくは敗戦反対です。勝ってたら反対しないでしょ?あの頃は一億火の玉みたいに考えている方が普通だった空気感だしね。
映画的には終戦日の反乱勢力を中心に描かれていますが、これだけの登場者を手際よいテンポで処理した演出力は監督の職人芸ですが、ある程度の予備知識がないと少し分かりづらいかもしれませんね。

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越後屋

3.5軍人たちの混乱の日

2025年3月24日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

怖い

登場人物とセリフが多くストーリーを追うのが大変だが、この日が日本のいちばん長い日というのは伝わってきた。
日本の勝利を信じて闘ってきた軍人たちが混乱するのは容易に想像できる。300万人の死の犠牲があったのだから。
戦争は恐ろしい。

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光陽

4.5半藤一利の原作もおすすめ

2025年3月4日
PCから投稿

ポツダム宣言受諾に反対し、反乱を起こそうとする一部の軍人たちに、

狂気を感じる。

しかし、終戦派も、戦争継続派も、国のことを思う気持ちは同じなのだろう。

今に平穏に生きる我々は、当時の混乱を知り、国を思い、そこに住む人々を思い、

平和を維持していく強い思いを持つべきだと思う。

私はこの映画の公開年に生まれた。

今の若者たちは、この映画を観てどう思うのだろうか。

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藤崎敬太

4.5終戦の手続き

2024年12月8日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:その他

総合福祉センターでの上映会。
初めて鑑賞した。
二度三度観ないといけない映画です。

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新一