難波金融伝 ミナミの帝王 劇場版PARTIII

劇場公開日:

解説

ヤクザさえも一目置く″ミナミの帝王″こと、高利貸しの萬田銀次郎の活躍を描く。「週刊漫画ゴラク」(日本文芸社・刊)に連載中の人気漫画(天王寺大・作、郷力也・画)を原作に、オリジナル・ビデオも5作まで作られている劇場版の第3作で、監督は「これがシノギや!」の西村昭五郎。脚本は石川雅也、撮影は三好和宏が担当。

1994年製作/80分/日本
配給:ケイエスエス
劇場公開日:1994年7月30日

ストーリー

萬田銀次郎から800万借りたまま返済の目処がつかない滝沢は、慰謝料をせしめようと押しかけた山室商事で社長の山室修から二束三文のワープロを高く買わされ逃げられてしまう。おまけにその購入資金は、萬田の舎弟・金子竜也が無断で貸した金だった。またある日、萬田は大学生の岩石雄大に300万を貸すが、案の定期日が来ても返済に現れない岩石を大学まで追っかけ、岩石がはいわゆる「ホスト屋」に騙されていたこと、しかもそのサギをかけた相手が山室だったことを知り、萬田は山室に反撃を開始する。萬田は岩石をもう一度ホストクラブに登録させ、山室が送り込んだホステス・くるみと仮雇用契約を結ばせ逆に4千万円せしめようとするが、卑怯な山室はそれはくるみ個人の問題だと言って突き放す。そこで萬田は神戸で運送業を営む山室の父とくるみを結婚させ、4千万の借金は会社の後を継いだ山室に引き継がせるという計画を見事に遂行。さすがの山室も観念するのだった。

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