難波金融伝 ミナミの帝王 劇場版PARTVII

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解説

『週刊漫画ゴラク』連載の人気漫画を原作とし、OVシリーズやテレビ版も作られている人気金融ドラマの劇場版。今作では、おなじみ“萬田銀行”の面々が先物取引業者と対決する姿が描かれる。監督はシリーズの大半を手掛ける「走らなあかん 夜明けまで」の萩庭貞明。撮影監督もシリーズを手掛ける三好和宏。主演・竹内力の敵役に高橋長英、詐欺被害者にゆーとぴあの城後光義がゲスト出演している。

1996年製作/85分/日本
配給:ケイエスエス

ストーリー

多額の借金を抱え、自転車操業状態のアダルトビデオ制作会社社長・鏑木は、借金のカタに発売前のマスターテープを取られてしまった。この鏑木に先物取引会社の広子が接近し、鏑木はついその気になる。委託証拠金の工面に鏑木はミナミの高利貸し・銀次郎から金を借りた。先物取引で一時は利益を得たものの、さらに大きな取り引きに臨むと商品の値が暴落したと伝えられ、解約を申し出た鏑木は巨額の損金を先物取引会社社長・筧から要求される。鏑木は筧の詐欺商法に騙されていた。筧は先物取引のほかに下着のマルチ商法も手掛け、鏑木の娘も被害者となっていた。これまで父親の職業を嫌い反抗的だった娘も、今では徐々に父親を理解し始めていた。融資金の回収不能を読んだ銀次郎は筧との対決に挑む。絶望し筧を殺して自分も死のうと考える鏑木を押し止め、銀次郎はすべてを一任された。銀次郎はまず抵当に入っているAV会社名義の事務所に関し、高額の物件が格安で手に入ると示唆してそのまま筧に買い取らせるように鏑木を操る。筧は慎重に調査し、結局、物件の抵当抹消登記と譲渡契約を終えた。物件も会社も完全に筧のものとなり、すべてを失った代わりにその金で借金を払い終えた鏑木の手元には1000万円しか残らなかった。銀次郎はさらに裏世界から架空債券を手に入れ、AV会社名義の不渡り小切手を持って、今や会社の所有者となった筧に大金の返済を迫る。最終的には、筧はAV会社を手放すことになり、鏑木は親子揃ってAV制作に裸一貫から出直すのだった。

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