転校生

ALLTIME BEST

劇場公開日:

解説・あらすじ

山中恒の児童文学「おれがあいつであいつがおれで」を、大林宣彦監督が自身の故郷・広島県尾道市を舞台に実写映画化した名作青春ドラマ。互いの体が入れ替わってしまった中学生の男女が巻き起こす騒動を描く。勉強よりもイタズラが好きな中学生・斉藤一夫のクラスに、斉藤一美という少女が転校してくる。かつて同じ幼稚園に通っていた一夫を見つけて喜ぶ一美だったが、一夫は彼女に付きまとわれ迷惑顔。帰り道、神社の階段から一緒に転がり落ちたことをきっかけに、なんと2人の体は入れ替わってしまう。信じられない状況に戸惑いながらも、ひとまず相手になりきって互いの家族や友人の中で生活を続けることにするが……。

1982年製作/112分/日本
配給:松竹
劇場公開日:1982年4月17日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第6回 日本アカデミー賞(1983年)

ノミネート

新人俳優賞 尾美としのり
新人俳優賞 小林聡美
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映画レビュー

4.5転校生と転向性。転じて、生の好転

2024年4月19日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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まぬままおま

4.5君のカラダで僕を守って

2025年6月8日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

1個のあり得ないような事態を描くために
99のあるあるリアリティを敷き詰めなければ映画にならない
とは誰からか聞いたことがある

これはまさにバックトゥザ・フューチャーに通じていた

30年前1955年にタイムスリップした主人公のおはなしはいかに1985年に帰還するかがドラマの芯

転校生は、男女入れ替わった中学生が
いつになれば元に戻れるか、それまでの日常がサスペンスとなる

尋常じゃない
他人のカラダを背負って生きること
他人の見方を知ってしまうこと

他人は自分であり、自分の体はじぶんではない

大林監督は、このプロットを
わりとドキュメンタリーふうに作ったと思う
変に技巧せず、ふたりの間をたっぷりとった

尾美としのり、小林聡美は、もう映画史に残る存在感だ、なまなましさ、あせくささ、いじらしさ、もどかしさ、いのちの表現

ATG映画はやっぱりいいなあ!

日テレ製作だから、金ローでよくやっていたらしいけど、あの枠だから20分はバッサリ切って放映していたず。ならば印象は単なるドタバタ、月曜ドラマランドでやった風だろう。

思春期、人生の基盤をつくるたいせつな時間。
自分が親なら子に見せるべき、ある意味性教育の
名作。

いまならこれ、カンヌ案件じゃないの?!

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青樹礼門

3.5大変なことだよ

2025年5月1日
iPhoneアプリから投稿
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りか

3.0古き良き映画

2023年12月31日
PCから投稿
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プライア

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