DOA DEAD OR ALIVE 犯罪者

劇場公開日:

解説

欲望の街・歌舞伎町を舞台に、刑事とギャングの壮絶な闘いを描いた活劇アクション。監督は「サラリーマン金太郎」の三池崇史。脚本は「日本黒社会 LEY LINES」の龍一朗。主演は「Nile」の 哀川翔と「難波金融伝 ミナミの帝王劇場版PART8 リストラの代償」の竹内力。

1999年製作/105分/R15+/日本
配給:大映
劇場公開日:1999年11月27日

ストーリー

セックス、金、ドラッグ、暴力…欲望の渦巻く街・歌舞伎町で、チャイニーズ・マフィアのボスとホモのヤクザが殺される事件が発生。単なるヤクザ同士の喧嘩ではないと睨んだ新宿署の刑事・城島は、事件の裏に歌舞伎町支配を狙う若きギャング団の存在を知り、捜査を開始する。その一方で、彼は歌舞伎町を取り仕切る桜井組から難病の娘の手術代2千万円を用立ててもらっていた。その頃、龍一をリーダーとするギャング団は、桜井組が大陸マフィアと取引しようとしていた覚醒剤の横取りを画策していた。龍一らは取引現場に押し入るが、そこに乗り込んできた城島の部下によって計画は失敗し、龍一の弟・冬二が凶弾に倒れる。復讐に燃える龍一は、城島の車に爆弾を仕掛け、城島の目の前で彼の妻と娘を殺害。愛する者を殺され仇同士となった龍一と城島は、決着をつけるべく対峙すると壮絶な銃撃戦を展開。城島が放ったミサイルと龍一の吐き出した魂を衝突させるのだった!

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映画レビュー

4.0世紀末の映画界を焼き尽くした迷作

2024年5月29日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

怖い

興奮

本当の20世紀最後の年は『西暦2000年』なのですが、字面としては『西暦1999年』の方がよっぽど世紀末を感じる気がしないでしょうか?

そんな世紀末感に煽られてか1999年公開映画のラインナップはかなり濃いです。
ファイトクラブ、ブレイド、マトリックス、スターウォーズEP1にガメラ3。
ポケモンはルギア爆誕、コナンは世紀末の魔術師、そしてジブリはとなりの山田君です。
大島渚やスタンリー・キューブリックの遺作となった作品が公開されたのも全部この年で、そんな異様な1999年の11月末に公開されたのが本作です。

いきなり画面に映し出される主演二人が「1・2、1・2・3・4」とカウントを取り、始まるオープニング。正直その数分間のオープニングの余韻で最後まで観てしまえる映画です。
オープニングがおわると、主演二人が生きる暗澹とした世界が静かに描かれ、時折イキリ中学生的なセンスのエログロユーモアが挟まり、作っている途中でなんかイヤな事でもあったんかな?と思わせるラスト。

こう書くとすっごく詰まんなそうですが、新宿歌舞伎町や横浜中華街と、確かに日本が舞台のはずなのに、どこか異国感が漂う無国籍な作品世界。
そんな世界観の中、各々のシーンで強烈な印象を残すキャラクター達のおかげでダレることなく最後まで行けます。

ラリッて殺されるだけの大杉漣、昼行燈の警察署長 平泉成、汚職刑事の本田博太郎、チャイニーズマフィアの鶴見辰吾、情報屋のダンカン、吃音の小沢仁志、変態趣味やくざの石橋蓮司、子煩悩刑事の寺島進とその子供・井上ユウキ5才!!などなど、主演の2人以外は登場シーンも台詞も本当に大した量じゃないのに、役者陣がみんないい味出しています。(竹内力も存在感があるだけでたいして台詞ありません!)

北野武のアウトレイジにあれだけの面子が揃うのは分かるのですが、たかだかキャリア4~5年目の監督がよくぞこれだけの役者陣の個性をまとめあげたなと。(この企画を当時の三池崇史に回した制作側も凄いと思うけど)
事実この作品以降、三池監督はNHKで特集が組まれるなど一躍時代の寵児となり、すっかり売れっ子になりました。それが『きた仕事は全て請ける』という三池監督と、我々映画ファンにとっていい結果だったかは別ですが、とにかく当時の監督の特異な才能を確認できる作品です。

確かに幅広い層にウケるような作品ではないので、無条件で人に勧められはしませんが、
当時レンタルビデオで借りてきた時はレンタル期間中に何度も繰り返し鑑賞しました。
個人的にこんな風に短期間で繰り返し見た映画は他に『狂い咲きサンダーロード』と『ファントム・オブ・パラダイス』ですが、変にクセになる何かがある映画です。

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モアイ

3.5嫌いじゃない

2023年8月27日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

笑える

興奮

公開当時、最後の急展開が話題になって普通なら埋もれるはずのVシネ映画が世に知られる結果になった。映画の本道からしたら外道も外道なんで怒る人も多いのだけど、自分は嫌いじゃない。
世の中の創作の多くが知られる事なく埋もれていくなか、Vシネも掘れば面白いのがあるんじゃね?と、少なくとも気に掛けて貰える状況にもっていった功績は大きい。

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佐ぶ

5.0決めた!俺はワンとツー、どっちも

2023年8月25日
iPhoneアプリから投稿

DVD買う事にしたぞ!❕

てか監督の何を知ってんの?視聴者は笑。
というよりそもそも視聴者に合わす必要あるの?。
監督が作りたいものを作りたいように作ったら宜しいがな笑。
なーに言ってんだか全く笑
俺だって2の小さい人が撃たれた時のふざけた演出はムカついたし三池さんの人格をというか軽蔑したけど、ネットには書かない、だって嫌だったら見なければいいし作る人の勝手だからどういう風につくろうと✌️
まあ最後はクリリンぐらい登場させてほしかったかな✋

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ミスター

1.0とても不愉快に感じた

2020年12月10日
スマートフォンから投稿

3/2ぐらいはとてもマトモなストーリーなのに…
なんかさ、酔っ払ったパリピーに「いいじゃん!ノリだよノリ」とか言われて頭から水ぶっかけられた気分。
凄く失礼で無粋な映画でしたね。
この作品で三池崇史大嫌いになりましたわ!

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ipp2

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