鉄男

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解説

人間とその肉体を侵蝕する金属の細胞との戦いを描く。脚本・監督はPFF出身の塚本晋也、撮影は塚本と藤原京がそれぞれ担当。(16ミリ)

1989年製作/67分/日本

ストーリー

金属へのフェティシズムに憑かれたやつは、金属による肉体改造を行った直後に自動車と激突し、メタルサイキストとなった。ある朝、サラリーマンが目を覚ますと、頬に金属のトゲのようなニキビができていた。その男がプラットホームで電車を待っていると、隣のOL風の女が金属で膨張した腕を振りかざして襲ってきた。男は逃げたが、やがて自分の腕も金属化し、無意識のうちに女を殴り殺していた。激しい痛みを伴いながら、男の体は次第に金属に侵触されていく。顔面も半分は金属に被われ、ドリル化したペニスは恋人の肉体を引き裂き、快楽を貪った。やつは交通事故に会い、脳に金属片が刺さっていたのだ。そして轢き逃げしたのが、サラリーマンと恋人のカップルだった。やつは復讐を果たすため、金属テレパシーで放ったイメージで男を弾き飛ばした。しかし、金属と完全に融合したはずのやつの体に異変が起こった。体内に組み込まれた金属棒が錆びて腐り始めたのである。やつは最後のエネルギーを振り絞り、逆に鋼鉄の塊と化した男は反撃に転じた。しかし、やつと男は憎悪と愛情の背反したパワーで融合し、ひとつの巨大な金属の怪物となった。「こうなったら世界中を鋼鉄化し、錆び腐らせてやろう」と怪物は夜明けの都市を疾走し始めた。

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(C)1989 SHINYA TSUKAMOTO/KAIJYU THEATER

映画レビュー

3.0これ以上分かり易くても駄目だ

2020年12月15日
iPhoneアプリから投稿

訳の分からなさと脈絡を潰しにかかる全篇のハイテンションの塩梅が実は冷静に上手く釣り合っている。
これ以上分かり易くても駄目だ。
大友克洋のアキラが1982年で本作が1989年か。

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きねまっきい

3.5これが日本の戦慄の“アイアンマン”

近大さん
2020年8月5日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

怖い

興奮

難しい

塚本晋也監督1989年の作品。
塚本監督の名を世界にも知らしめたカルト作。

何の予備知識もナシに見たらまずは置いてきぼりを食らうだろう。
自分の足に金属を刺す男。車に跳ねられて死亡する。
あるサラリーマン。自分の周囲で奇怪な事が起こり始める。頬に鉄のトゲが。身体が機械化した女に襲われる。そして自分の身体も鉄に蝕まれていく…。
その衝撃さたるや! 今見ても色褪せない。
『電柱小僧の冒険』は鮮烈な『ウルトラQ』風であったが、そうでありつつ、東宝往年の特撮怪奇人間シリーズをより強烈にした感じ。
もし幼少時に『マタンゴ』と本作を見ていたら…。

痛々しい描写、グロエロはかなり強烈。
話はあって無いようなもんだが、段々と分かってはくる。
ある復讐で鉄の身体になっていくSFチックなサスペンスというより、日本的な呪いや怨念が込められていると感じた。

ラストは両者の対峙、田口トモロヲと塚本晋也の怪演、畳み掛ける音楽、ビジュアル、演出!
受け付けない人は一切受け付けないだろう。
しかし、塚本監督の恐るべき才気は本作さながら脳裏を侵食した。

今や“鉄の男”と言うと超人気のあのヒーロー。
日本にも居たのだ。戦慄の“アイアンマン”が。

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近大

4.5こんなに面白い作品あったのか。私ごとだか最近実験映画を勉強し始めた...

2020年7月8日
iPhoneアプリから投稿

こんなに面白い作品あったのか。私ごとだか最近実験映画を勉強し始めたこともあってとても面白かった。

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コーヒー

3.0鉄とはカネとも読むのだ

あき240さん
2020年4月4日
Androidアプリから投稿

カラー時代の白黒映画で思い出すのは
1977年 イレイザーヘッド
1980年 エレファントマン
1980年 レイジングブル
1984年 ストレンジャーインパラダイス
1989年 本作

くせ者作品ばかり
本作はその最右翼だろう
一番似ているのはイレイザーヘッドだと思った
ストーリーには大して意味はない
マインドセットで見えるものが違うということではないだろうか

都内の廃工場にも見えるスクラップ工場
付近の古い住宅街
これらは30年後の21世紀の現在はどうなっているだろうか?
すべてタワーマンション街に変貌しているのだ

1989年バブル真っ盛り
金にまみれて人間が人間で無くなっていくそんな時代
人間の精神が金に浸食されて、金が全てであり、金の力で闘争する世界に変わっていく
男女の関係もまた金にまみれてしまう

鉄とはカネとも読むのだ

ラストシーンの雄叫びは金の力でジャパンアズナンバーワンと高揚しているあの頃の日本人の姿そのものなのだ

そして21世紀の私達は知っている
バブルは崩壊し、30年以上の喪われた年月が続いて来たことを

無敵感に高揚しながらも、これは異常なことなのだという自覚はある
自らも何か得体の知れない怪物になってしまったのうにふと我に帰る瞬間もあったのだ
そして大崩壊の予感に震えてもいたのだ

それを本作は映像に写し取っているのではないだろうか

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あき240
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