丹下左膳余話 百万両の壺
劇場公開日:1935年6月15日
解説
28歳の若さで亡くなった昭和初期の名匠・山中貞雄の代表作として知られ、大河内傳次郎扮する浪人・丹下左膳を主人公に描いた傑作時代劇。矢場に居候しながら用心棒を務める丹下左膳と女将のお藤は、店で刺殺された男の息子・ちょび安を引き取ることに。ちょび安はとある壷を金魚鉢として大事に持ち歩いていたが、実はこの壷には百万両の隠し場所が塗り込められていた。多くのフィルムの原版が失われてしまった山中作品の中で、現存する3作品のうちのひとつ。2004年には豊川悦司主演で「丹下左膳 百万両の壺」としてリメイクされている。
1935年製作/92分/日本
配給:日活京都
劇場公開日:1935年6月15日