丹下左膳余話　百万両の壺

江戸時代から70年余、第二次世界大戦終戦前に作られたとは思えない、これぞタイムレス！時空を超えて老若男女の楽しめるエンターテインメントムービー。

笑えて泣けて、優しい気持ちになれる時代劇です。

私のような白黒時代の映画が苦手な方にも絶対楽しめる普遍的な内容になってます。

監督・山中貞雄が戦後ののちも生きていたら、どんな作品を残してくれていたのでしょうか？

細かいことを考えないで、映画好きを標榜するなら絶対観て！

#sadaoyamanaka#丹下左膳#tangesazen

なんでこんなに面白いんだろう。初見から30年以上経つのに、いつ見ても新鮮‼️これは話術の妙というか、山中貞雄監督のセンスの良さですね。やはりキモは左膳とお藤のやりとり。強がってはいるが、お藤には頭が上がらない左膳。そして子どもが大嫌いとか言いながらチョビ安を大層可愛がるお藤。大河内伝次郎さんはもちろん、お藤に扮した喜代三さんも素晴らしい。そして天才山中貞雄監督‼️日本映画の歴史を振り返って一番不幸な事は「抱寝の長脇差」「国定忠治」「街の入墨者」といった山中貞雄監督の傑作群が戦災で焼失し、観る事が出来ない事です・・・

大傑作‼️これぞ映画‼️☝️身震いする程の画面構成。イヤ兎に角画面の美しさもさることながら、シナリオの斬新さと革新的な面白さ‼️😲こんなにも映画って楽しいものなんだと実感させられる🎵当時これを見た人たちはどれ程胸をときめかせたことであろう❗場面が変わる度にハッとさせられる❗まさに眼福の連続である。そしてやっぱり脚本である。画面の連続性と話の展開の妙が見事にシンクロしてるのである。こんなものが1935年に既に作られていた驚き😱❕細かい点では大川内伝次郎の殺陣が凄い‼️今古武術に精通してる岡田准一ですら遥かに及ばぬ体幹の凄さ・・・・もう映画の鯨である。見逃す部位がない‼️