太陽を盗んだ男

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太陽を盗んだ男
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解説

原爆を作りあげ国家を脅迫する中学の物理の教師の姿を描く。脚本は「ザ・ヤクザ」のレナード・シュレーダーと「青春の殺人者」の長谷川和彦の共同執筆、監督も同作の長谷川和彦、撮影は鈴木達夫がそれぞれ担当。

1979年製作/147分/日本
原題:The Man Who Stole the Sun
配給:東宝

ストーリー

東海村の原子力発電所が一人の賊に襲われた。警察庁長官の「盗難の事実は一切ない」という公式発表に山下警部は疑問を抱いていた。その頃、中学の物理の教師、城戸誠は、自分の部屋で、宇宙服スタイルで原爆を作っていた。城戸は完成した原爆の強大な力で、警察に「テレビのナイターを最後まで放映しろ」と要求、連絡相手を山下警部に指名した。何故なら、東海村襲撃の下見をかねて生徒たちと原発を見学した帰り、機関銃と手榴弾で武装した老人にバスジャックされたとき、生徒を救出し、弾を受けながら犯人を逮捕した男が山下で、教師に飽きた自分と比べ、仕事に命を張った山下に魅力を感じたのだ。その日のナイターは最後まで放映された。犯人の第二の要求は麻薬で入国許可の下りないローリングストーンズ日本公演だった。次に城戸は原爆を作るのにサラ金から借りた五十万円を返すために五億円を要求した。金の受け渡しに犯人と接触出来ると、山下は張り切った。金を受けとったとき、警察に包囲された城戸は、札束をデパートの屋上からばらまいた。路上はパニックと化し、そのドサクサに城戸は何とか逃げ出す。やがて、城戸は武道館の屋上で山下と再会、二人はとっくみ合ううち、路上に転落、山下は即死するが、城戸は原爆を抱いたまま木の枝にひっかかって命びろい。タイムスイッチのセットされた原爆を抱いて街を歩く城戸。そして城戸の腕の中で、強烈な光が……。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第3回 日本アカデミー賞(1980年)

受賞

助演男優賞 菅原文太

ノミネート

作品賞  
監督賞 長谷川和彦
主演男優賞 沢田研二
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発売元:株式会社ショウゲート 税込価格:¥2625 (C)1979 東宝/フィルムリンク・インターナショナル

映画レビュー

5.0変わる味わい3度目鑑賞

daikaさん
2020年5月2日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

「太陽を盗んだ男」。シーン展開や表現演出は今も飽きずに観ることができる。セリフに多少時代を感じさせる部分はあっても映像として古びていない。ということは逆に言えば、公開当時はいろいろ先取りしていたのではないかと思う。沢田研二(ジュリー)と菅原文太のWスターに池上季実子出演なのに一般的にはウケておらず、カルト映画扱いで興行収入は伸び悩んでいる。当時は時代の気分が映画の先進性に追い付いていなかったのかもしれない。それが20年後30年後と時間をかけて、映画評論家が選ぶオールタイムベストの順位を次第にランクアップさせてゆき、ついに(2018年のキネ旬で)70年代邦画のベスト1に登りつめた映画なのだ。続きはnoteにて。https://note.com/daika/n/n69065da3b7d7?magazine_key=m8000cfeda611

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daika

4.0本当に70年代の作品なのか

もにかさん
2020年1月22日
iPhoneアプリから投稿

ここまで主人公に共感できない映画があるのか!

appare!

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もにか

5.0「晴れのちBLUES にしてくれ 」

2019年11月14日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

幸せ

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観賞菩薩

4.0本作の語られない本当のテーマ

あき240さん
2019年9月3日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

沢田研二は素晴らしい役者だ
松田優作にも負けない存在感を示している
画面に写っているだけでシーンが成立する
彼が本作に出演していることだけで本作の価値は十二分にある

日本映画にないスケール感がある
主人公の車を無数のパトカーが追う迫力あるシーンはブルースブラザーズより1年も早い
空撮の使用、首都高でのカーチェイス、渋谷東急百貨店本店のシーンも呆れる程に見事だ
皇居前広場でのロケはあり得ないものだ
東海村原子力施設の内部セットも日本映画の貧乏臭さはない
カメラの構図作りも素晴らしく美しいシーンが多い
明らかに国際的な水準を目指した娯楽アクション映画だ

ただ脚本は残念ながらそこまで行っていない
黒澤明監督作品の野良犬や天国と地獄と比較すれば雲泥の差だ
気の毒なくらいに大人と子供ぐらいの差がある
世代の力量の差は圧倒的だ
そこにはテーマ性はメッセージは見えないのだ
見えるのは熱い映画を作りたい迸るほどの情熱だけだ

だから観ての印象は確かに面白い
これ程のものを撮ったのか!という衝撃もある
しかし残念ながらカルト映画として残るしか道のない映画としか言い様がない
脚本に単にお話の展開だけを追求しない伝えるべきテーマとメッセージを持たせることができたなら、それこそ世界的な傑作になったはずと思える

お話の展開自体も撮りたい画がありそれに結びつける誘惑に負けているのだ
あまりにも強引で稚拙で国際的に一流を目指すのだという目線はない
そこが実に残念でならない

21世紀に生きる我々の目で本作を見返した時、
フクシマを経験した前と後では決定的に見え方が
全く異なって来るだろう
我々は放射線の脅威とプルトニウムの恐ろしさが、本作での放射線被曝の描写がいかに甘過ぎるのかを知っているのだ
吐き気がでる程に嘘だ

もちろん当時の知識レベルのことだろうが、それでも真剣にリサーチすれば嘘なことは当時でも分かっていたはずだ
嘘と分かっていながら物語を優先したのだとわかるのだ

フクシマ後の現代の後知恵でいえばまだある
被曝のことを目をつぶっても、あっという間に残留放射線の数値の追跡だけで足がつくのは明白なのだ

本作はシラケ世代のメッセージという声も聞く
しかし本当にそうか?
製作に関わった人々は皆団塊の世代だ
沢田研二も菅原文太もそうだ
シラケ世代と言えるのは池上季実子だけだ
彼女は実に美しく輝く様に撮れている
しかし彼女の行動も言動も団塊世代のものだ

むしろ本作は団塊世代の喪失のメッセージに見える
70年安保闘争に破れ無目的に虚無的に生きている
主人公の城戸の動機はそこにある様に思えるのだ

だから冒頭に皇居突入バスジャック事件があるのだ
本作の語られない本当のテーマは団塊=全共闘世代の核による天皇制や日本国家への報復にあると思えば全てストンと得心できるのだ
それを彼ら製作陣は無意識あるいは意識して求めていたのだ
そこをストレートに裏テーマとして脚本を構成し直していれば、名作になり得たかも知れない

しかしそれでは製作はできなかったことも確かだが……

ともあれ娯楽映画として大いに楽しめる
役者としての沢田研二を観る価値は高い

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あき240
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