セブンスフロア

劇場公開日:

解説

国際都市シドニーを舞台に日本人男性と美しい未亡人との恋と、彼らが巻き込まれていく犯罪を描く日本=オーストラリア合作作品。監督は「クライムブローカー 仮面の誘惑」のイアン・バリー。

1994年製作/日本
配給:東映
劇場公開日:1994年6月18日

ストーリー

オーストラリア・シドニー。会社重役のケイトは、事故死した夫ビルが残した倉庫のフロアを、会社に出入りしているコンピュータ・プログラマーの日本人、ミツル・サトウに貸すことにする。いつしか二人は恋仲になる。ところがそれと前後して彼女の周囲で不可解な殺人事件が続発、ミツルの姉で精神科医だという″ナオコ″の影がちらつく。ケイトは図書館でナオコが10年前自殺を遂げている事実を知り驚愕、そのことをミツルに告げるが、彼によって倉庫内に閉じ込められてしまった。ミツルは、姉の言いなりになって虫や動物を殺していた幼い頃を告白する。その経験がトラウマとなり、ミツルはコンピュータのモニターの中に姉ナオコをつくりだし、″彼女″の命令によって殺人を重ねていたのだ。ケイトはコンピュータを破壊、我に返ったミツルも自らの手で″ナオコ″にとどめをさし、息絶える。

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