切腹

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切腹
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解説

サンデー毎日大衆文芸賞入選作として、昭和三十三年十月号の同誌上に発表された滝口康彦原作「異聞浪人記」より「八百万石に挑む男」の橋本忍が脚色、「からみ合い」の小林正樹が監督した異色時代劇。撮影は「お吟さま(1962)」の宮島義男。

1962年製作/134分/日本
原題:Harakiri
配給:松竹

ストーリー

寛永七年十月、井伊家上屋敷に津雲半四郎と名乗る浪人が訪れた。「切腹のためにお庭拝借……」との申し出を受けた家老斎藤勘解由は、春先、同じ用件で来た千々岩求女なる者の話をした。窮迫した浪人者が切腹すると称してなにがしかの金品を得て帰る最近の流行を苦々しく思っていた勘解由が、切腹の場をしつらえてやると求女は「一両日待ってくれ」と狼狽したばかりか、刀は竹光を差しているていたらくで舌かみ切って無惨な最後をとげたと--。静かに聞き終った半四郎が語りだした。求女とは半四郎の娘美保の婿で、主君に殉死した親友の忘れ形見でもあった。孫も生れささやかながら幸せな日が続いていた矢先、美保が胸を病み孫が高熱を出した。赤貧洗うが如き浪人生活で薬を買う金もなく、思い余った求女が先ほどの行動となったのだ。そんな求女にせめて待たねばならぬ理由ぐらい聞いてやるいたわりはなかったのか。武士の面目などとは表面だけを飾るもの……。半四郎は厳しく詰め寄った。そして、井伊家の武男の家風を誇って威丈高の勘解由に、半四郎はやおら懐中より髷を三つ取り出した。沢潟彦九郎、矢崎隼人、川辺右馬之介、髪についた名の三人は求女に切腹を強要した者たちで、さきほど半四郎が介錯を頼んだ際、病気と称して現れなかった井伊家きっての剣客たちである。隼人、右馬之介はたった一太刀、神道無念一流の達人彦九郎だけは数合刀を合わせたものの、十七年ぶりに刀を抜いた半四郎の敵ではなかった。高々とあざけり笑う半四郎に家臣達が殺倒した。荒れ狂う半四郎は井伊家先代の鎧兜を蹴倒し、数人を斬り倒して種ヶ島に打取られた。半四郎は切腹、自刃した彦九郎や斬殺された者はいづれも病死という勘解由の処置で、井伊家の武勇は以前にもまして江戸中に響き老中よりも賞讃の言葉があった。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第16回 カンヌ国際映画祭(1963年)

受賞

審査員特別賞 小林正樹

出品

出品作品 小林正樹
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映画レビュー

3.5言葉難しいなー でも全然飽きなかったなー 生まれる前の時代劇に抵抗...

おれさん
2020年6月2日
iPhoneアプリから投稿

言葉難しいなー
でも全然飽きなかったなー
生まれる前の時代劇に抵抗が正直あったけど、
作品の普遍性を感じさせてくれた。
俳優さんたちもすごい

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おれ

5.0マイ・ベスト・侍映画

2020年5月23日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

怖い

興奮

凄いものを観た。途轍もない傑作... ほんまモンの大傑作。マイ・ベスト・侍映画を更新。

今までに観たことのないストーリー展開。息を飲むような緊張感の連続。全く先が読めない。終盤まで行ってもオチが見えてこない。超巧妙なストーリー。衝撃的な面白さだった。

名優達の演技が半端じゃない。仲代達矢の風格、佇まい、どこからどう見ても本物の侍にしか見えない。凄まじすぎる。物凄い役作り。丹波哲郎との決闘のシーンでは本物の真剣で打ち合ったというのも衝撃的な逸話。これぞ本気の演技... そしてヒール役の三国蓮太郎のニヒルな演技。こちらも凄い。細かい仕草やちょっとした表情などの繊細な部分まで研ぎ澄まされた超高度な演技。途轍もない演技力の高さ。この両名優による壮絶な掛け合いは映画史に残る名掛け合い。両者とも鳥肌の立つ様な素晴らしい演技でひたすら興奮した。岩下志麻や丹波哲郎など脇を固める俳優達も素晴らしかった。

そしてその名優達の超名演技を更に盛り上げる演出力。美術的な要素や音楽、カメラワークに構図など隅から隅まで徹底的に拘って作られた至極の映像美。もはや水墨画の様... 超日本的なおどろおどろしい悍ましさが充満した世界観が見事に演出されていて圧巻だった。

これぞ傑作中の傑作。昔の日本映画はやはり凄い。

凄すぎて2回連続で観てしまった... 繰り返し観ても全く色褪せない面白さ... 間違いなくほんまモンの大傑作でした。

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アントニオ・バンデラス

4.0ストーリー展開がエグい

M.Joeさん
2020年5月16日
Androidアプリから投稿

暗い緊張感のある映画で目が離せなかった。とてもドロドロした展開で不気味さと執念を感じた。

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M.Joe

5.0モノクロ映像の光と影の使い方が絶妙

ちゆうさん
2020年4月27日
Androidアプリから投稿

自分を飾ることでしか生きる術のない武士という人種の悲哀さが身に染みます。

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ちゆう
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