アフリカの女王

ALLTIME BEST

劇場公開日:

解説・あらすじ

ドイツ領東アフリカ。イギリス人宣教師ローズの兄がドイツ兵による略奪行為の際に命を落とす。妹ローズは飲んだくれの男チャーリーが操縦するオンボロ蒸気船“アフリカの女王”号に乗り込み、現地を脱出。川を下るチャーリーとローズは沿岸のドイツ砲艦を手製の魚雷で撃沈しようとたくらむ。しかしその途中、銃撃や急流といった数多の難関が待ち受けていた! 身分違いの男女が繰り広げる冒険とロマンスを描いた痛快娯楽作。ボギーとキャサリン・ヘップバーンの掛け合いが見もの。

1951年製作/105分/G/アメリカ・イギリス合作
原題または英題:The African Queen
劇場公開日:1952年8月

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写真:Everett Collection/アフロ

映画レビュー

4.5自分の花を咲かせて生きる旅【バラの映画】

2025年5月19日
Androidアプリから投稿

当時、アフリカの雄大な映像は、多くの人を驚かせたことでしょう。
ちょっと笑っちゃうくらいの困難を、経験していきます。
二人は言い合いはするけど、罵りあいはしない。感心しちゃった。

❀ ✿ ❀ ✿ ❀ ✿ ❀ ✿ ❀ ✿ ❀ ✿ ❀ ✿

〜バラポイント〜
ローズは、自分の名にちなみバラの苗を取り寄せます。
届いた枯れ枝のような苗を兄の墓前に植え、彼女は自分の花を咲かせる冒険に旅立ちます。

【バラの映画】
2015年、広島県福山市の市政100年の際、映画館を中心に集まった有志で、市花に因み小冊子〚バラの映画100選〛を編みました。
皆でバラに注目して観まくり、探しました。楽しい時間でした。
若い方から「ゴジラ対ビオランテ」が紹介され大拍手!

2025年、世界バラ会議に因んで、私選のバラ映画10を紹介します(一部レビュー加筆)。
アフリカの女王/アンタッチャブル/エド・ウッド/ゴーン・ガール/素晴らしき哉、人生!/ダ・ヴィンチ・コード/Dolls/プリティ・ウーマン/めぐりあう時間たち/めまい

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グッドラック

3.0映像のリアリティが良い

2025年5月11日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

 ジャングルの川を下りながら進んでいく、ディズニーランドのジャングルクルーズを思わせるような映画。チャールズに同行するローズの男顔負けの根性と、過酷な旅をも楽しんでしまう好奇心旺盛さが面白い。特に、ドイツ軍に捕まってからも、保身を考えずに洗いざらい話してしまう彼女の肝が座った態度が良かった。

 ストーリーはありきたり。だが、何と言っても実際にアフリカで過酷な撮影を行い、カバやらワニやらが出てくるというリアリティの高さが、今作の一番秀逸な点だと感じた。

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根岸 圭一

4.0二大スターの大冒険

2024年8月4日
PCから投稿

冒険活劇の古典です。
ボガート先輩、粗野な乱暴者と思いきやヘップ先輩の尻にひかれたお人好しキャラが意外も好感。ヘップ先輩はいつもの強気キャラです。
アフリカロケを敢行して苦労続きだったようですが、さすがヒューストン先生、娯楽作品として一級品です。
ただ、ラブストーリーサイドが強すぎるので、もう少しスリラーを出した方がよかったあもしれません。
尤も、ヒットさせるにはラブストーリーなんでしょうね。

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越後屋

3.5【”ハンフリー・ボガードってこんなユーモアな演技も出来るんだ!”巨匠、ジョン・ヒューストン監督によるロマンティックアドベンチャー。】

2023年12月5日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

興奮

幸せ

ー この、1952年公開の作品って、後の様々なアドベンチャー作品に影響を与えたのかなと思ってしまった作品。-

■1914年。ドイツ領コンゴのある村がドイツ軍に略奪される。
 村で宣教師をしていた兄を亡くしたローズ(キャサリン・ヘプバーン)は、蒸気船・アフリカの女王号の船長・チャールズ・オルナット(ハンフリー・ボガート)に助けられる。
 彼は戦争が終わるまで仕事を休もうと考えていたが、ローズはドイツ軍への復讐に燃えていた。

◆感想

・ハンフリー・ボガードと言えば「マルタの鷹」や「カサブランカ」しか見ていなかったのだが、後年は今作の様なコミカルな役を演じていた事に驚く。

・ストーリー展開的には、ローズとチャールズが喧嘩をしながらも、直ぐに恋に落ちたり、都合の良いストーリー展開であるが、まあ、良いじゃないの。

<今から70年以上も前の作品だけれど、筋はキチンとしているし、中々な作品でした。>

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NOBU