黒の天使 Vol.2

劇場公開日:

解説

運命に翻弄される女殺し屋と、そんな彼女と奇妙な絆で結ばれた男女の復讐劇を描くアクション。監督・脚本は「黒の天使Vol.1」の石井隆。撮影を「天使に見捨てられた夜」の佐藤和人が担当している。主演は「残侠」の天海祐希。

1999年製作/105分/日本
配給:松竹
劇場公開日:1999年11月13日

ストーリー

黒のママの指令を受けて、東陽組二代目を暗殺すべく地下駐車場に赴いた「黒の天使」と呼ばれる女殺し屋・魔世。ところが、もう一組のヒットマンの出現によって彼女の計画は狂い、通りすがりの若い夫婦の夫が流れ弾にあたって命を落としてしまう。更に魔世は、東陽のボディガード・山部が10年前、暴漢から自分を救ってくれた男であることに気づき、ひどく動揺する。魔世は、山部が誤って暴漢のひとりを殺害したことで、自分が彼の人生を転落させてしまったとずっと罪悪感に苛まれていたのだ。それから数日後、夫を失った若妻・すずはショックのあまり流産していた。そんな彼女に「夫を殺したのは東陽だ」と吹き込む東陽組乗っ取りを秘かに企む東陽の兄弟分・矢崎のまわし者。それを信じたすずは、東陽への復讐を誓う。同じ頃、魔世に東陽暗殺の指令が再び下っていた。依頼主は矢崎。今回もまた、すずの乱入によって計画を狂わされたものの、みごと東陽をしとめる魔世。だが、報酬の払いを渋る矢崎に彼女は怒りを爆発させる。一方、東陽への復讐に失敗したすずは矢崎の一味によって囚われの身となり、酷い私刑を受けていた。そんな彼女を救ったのは、彼女の夫を殺したこと良心の呵責を感じていた山部だった。矢崎の東陽への裏切りを知った彼は、すずを連れて組を脱出すると、魔世と手を組み矢崎暗殺に乗り出す。そして、3人は矢崎一味と壮絶な銃撃戦を展開。すずとふたりきり生き残った魔世は、横たわる多くの屍を前に涙を流すのだった。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

2.0さらにビミョーな天使

2021年2月25日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

単純

寝られる

石井隆監督1999年の作品。
『GONIN』同様、キャストを変え、前作と繋がりの無い“第2弾”。

葉月里緒菜からバトンタッチした“黒の天使”は、天海祐希。
クールで、凄腕の女殺し屋。その一方で、心に傷を抱えている。
ハードボイルド・ヒロイン像は、葉月里緒菜より天海祐希の方こそ合っている。

しかし今回、話の方が…。
天海演じる殺し屋・魔世(前作と別人)が暴力団幹部の暗殺に失敗。それを機に宿命的な人間模様が絡み合い、魔世は闘いに身を投じていく…。
話はシンプルだった前作の方が良かった。おまけに、前作ほど面白くもない。
前作もビミョーだったが、今回はさらに。
石井作品ながら、Vシネの棚に並んでいても違和感ない。

ヒロインは今回。話は前作。
それらが上手く合わされば、BESTな『黒の天使』になると思うのだが…。

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近大

3.5R15+でも天海祐希は脱がない

2016年10月21日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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消されるので公開しない

2.0突っ込みどころ満載

2016年9月25日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

寝られる

石井隆監督のバイオレンスもので、今回の主演は天海祐希。
アクション映画は主人公たちの動きが理にかなっていいないと感情移入は難しい。
ましてや思い入れの強い映像で引っ張る場合はなおさらだ。
制作費に比例した内容なのは残念だ。

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いやよセブン