イタリア的、恋愛マニュアル
劇場公開日 2007年7月14日
解説
世代も立場も異なる4組のカップルが織りなす恋愛模様を、それぞれのエピソードを少しずつ絡ませながらオムニバス形式で描いたロマンティック・ラブストーリー。偶然出会った女性にひと目惚れした青年、倦怠期を迎えた中年夫婦、夫の浮気現場を目撃した女性、妻に逃げられてしまった男性。“恋愛の達人”であるはずのイタリア人が、多くの人々が経験する悩みに一喜一憂しながら、愛を手に入れるため奮闘する。
2005年製作/118分/イタリア
原題:Manuale d'amore
配給:ハピネット
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名画座で鑑賞。
予告がかなり面白かったので、ちょっと期待しつつ^^;
イタリア版・ラブアクチュアリー?っぽい群像劇ですが、
(なんとなくあとで誰かと誰かが繋がってくるしね^m^)
さすがにイタリア版とあって、能天気感がいっぱい(爆)
でもその空気感とは裏腹に、内容が徐々に進むにつれて、
あ~なるほどぅ~と頷きたくなる夫婦の末路が、年月と
共にリアル感を増してきて、ドヨ~ンとなってくるのだ。
俳優とシチュエーションを変えて、4部構成。
出逢い~倦怠期~浮気~別離。。。を経て、また出逢う(爆)
っていう、いつまでたっても同じことを繰り返す老若男女の
コミカルで涙ぐましい人生模様が、こちらをグッとさせる。
でも…明るいんだなぁ~これが(^^ゞ
特に第4部のC・ヴェルドーネの演技には笑いっぱなし♪
イタリアのコメディアンって仰々しいイメージが強いけど^^;
彼の場合、仏頂面な真面目顔から沸々と出るのが笑撃的。
でもこの作品、マニュアルめいたところ何もないですよ(爆)
本など役立ってないところが、逆にテーマなのかもしれない?
そのいい加減さがとってもイタリア~ン♪でした。
(第1部の主人公「トンマーゾ」っていうトンマな青年ですし^m^)
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