セイブ・ザ・タイガー

解説

ハリーが経営する服飾工場は業績が悪化し、資金繰りもままならなくなってしまう。若い頃の夢想に耽り、現実逃避する彼は、自分の工場に火をつけ、保険金を騙し取ろうとするが……。窮地に追いやられる男の姿を描いた人間ドラマ。ジャック・レモンが名演を披露し、アカデミー主演男優賞に輝いた。

1973年製作/100分/アメリカ
原題または英題:Save the Tiger

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第31回 ゴールデングローブ賞(1974年)

ノミネート

最優秀作品賞(ドラマ)  
最優秀主演男優賞(ドラマ) ジャック・レモン
最優秀助演男優賞 ジャック・ギルフォード
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映画レビュー

3.0SMプレイ?

2022年11月9日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 あるくたびれた社長の1日。会社に向かう途中、ヒッチハイクしてきた20歳の女を乗せるが、「一発やる?」と言われて愕然となり、会社に着けば、従業員同志のいざこざ。しかし、30万ドルの手形を何とかしなければ倒産の道なのだ。服飾工場の雰囲気も70年代を感じる。みんな仕事中にタバコを吸っているのだ。

 自社ファッションショーの挨拶では、会社が火の車になっていることや、これから始まる放火計画のことで感極まって声が出ない・・・このスピーチの演技が素晴らしい。映画館から出て、「トラを救え」という運動に署名。これがタイトルになるなんて渋いですね。

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kossy