列車に乗った男

劇場公開日:

解説

「仕立て屋の恋 」「橋の上の娘」のパトリス・ルコント監督が描く、全く異なった人生を歩んできた2人の男の友情物語。主演は「髪結いの亭主」のジャン・ロシュフォール、「ゴダールの探偵」のジョニー・アリディ。列車から降り、薬局に立ち寄ったミランは、そこで初老の男性、マネスキエと出会い、彼の家に立ち寄ることになる。

2002年製作/90分/フランス・ドイツ・イギリス・スイス合作
原題:L'Homme du train
配給:ワイズポリシー、アーティストフィルム

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映画レビュー

3.0ルコント監督らしい幻想的な一本。

2022年8月12日
Androidアプリから投稿

引退教師と銀行ギャング…。全くの接点のなかった二人の男性の出会いと、二人の間に静かに育まれる深い友情。
作中の列車は、異なるものを遠くから運んでくるもの(等質のなったものを引き離して遠くに運ぶもの)の隠喩なのだろうか。
すっと画面から消える人物やクルマ。
ストーリーの点でも作画の点でも幻想的な映画作品で、その点ではいかにもパトリス・ルコントらしい作風の一本と言えると思う。

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talkie

4.0ルコント監督が好きになった

2021年8月13日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
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kossy

3.5重なる

2015年10月31日
iPhoneアプリから投稿

知的

他者とは違う列車に乗って歩んで来た人生が、ふと重なる時がある。

だけど、また自分の列車に乗り込んで行く。少しだけ変わった自分と大きく変われなかった自分と共に。

ルコントらしい、距離のとり方。
生まれ変わってもこれでいいのだ。
だからこその人生。

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ミカ

5.0大好きな作品

2009年10月22日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

悲しい

萌える

やさぐれた男2人、数日間だけの奇妙な交流...

淡々とした会話の中にも突如散りばめられる笑い。

一見強面、冷静沈着なミランと、年老いても尚夢見がちなマネスキエ。

出会うべくして出会った2人は、互いの凹んだ部分を埋めることで癒されてる様にも見える。

ラスト近くは感情移入してしまうほど、切なくなった。

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シャルル
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