ラスト・シューティスト

劇場公開日:

解説

1901年、ネバダ州カーソンシティ。老ガンマン、ブックスは旧友の医師から末期ガンの宣告を受ける。その医師の勧めで、ブックスはロジャース夫人の宿に身を寄せることに。夫人の息子ギロムはブックスがかつて30人も撃ち殺した伝説的なガンマンであることを見抜く。やがてブックスは最後の対決に臨むことに……。79年にガンで亡くなった名優ジョン・ウェインがその3年前に撮影した遺作。

1976年製作/100分/アメリカ
原題:The Shootist
配給:東宝東和
劇場公開日:1979年7月7日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第49回 アカデミー賞(1977年)

ノミネート

美術賞  
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映画レビュー

4.0遺作です

2023年8月6日
PCから投稿

映画史に輝くスーパースターの遺作です。
さすがに老いは隠せませんが、脇も豪華に固めて有終の美。
敬意を表して4点

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越後屋

5.0“遺作”として周到に作為された遺作、それでも・・・

2023年3月22日
PCから投稿
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慎司ファン

1.0銃を置けない悲しさ

2022年1月10日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

単純

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ほとはら

3.0ジョン・ウェインの遺作

2021年8月6日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 どんなに嫌いな悪党でも死ぬ際には敬意を払わねばならない。このドラマと同じようにジョン・ウェインは好きじゃない。遺作となれば格別の思いで見てしまう。

 死は個人的なものだと主張するブックスだが、自分が殺した死者に対しては敬意を払っていません。「罪の無い人間は殺していない」という言葉も、正義のように聞こえるが、所詮は殺した者の勝手な価値判断だ。まして舞台は20世紀になったばかりで、現代にも通ずるような時代背景。特に宿屋の息子ギロム(ロン・ハワード)に銃を教えている光景は、銃社会を正当化したアメリカ・ナショナリズムに他ならない。

 西部劇という映画ジャンルそのものが行き場を失いつつある70年代において、最後のガンマンとして潔く死ぬことがこの映画の最大のテーマ。死を覚悟して酒場に向かうブックスと、彼を撃ちたい3人の男のコントラストが面白い。そして銃を投げ捨てるギロムのおかげで後味は悪くならないのがよかった。

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kossy
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