マッチ工場の少女

劇場公開日:

解説・あらすじ

フィンランドの田舎町。マッチ工場で働いて稼いだ僅かな金で母と義父を養う少女イリス。ある日彼女は、もらったばかりの給料で自分のドレスを買ってしまう。 怒った義父は彼女を殴り、母はドレスの返品を命じる。とうとう我慢できなくなった彼女は、家を飛び出してディスコへ向かい、そこで出会った男性と一夜をともにする。しかし彼女は彼にも裏切られ……。監督は「レニングラード・カウボーイズ」シリーズのアキ・カウリスマキ。

1990年製作/70分/フィンランド
原題または英題:Tulitikkutehtaan tytto
配給:アルシネテラン
劇場公開日:1991年

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

フォトギャラリー

  • 画像1
  • 画像2

(C)Villealfa OY

映画レビュー

2.0先がよめるよね〜的な

2025年2月19日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

単純

寝られる

マッチ工場で働く女が、ワン・ナイトラブ(歳バレ…)で身ごもったことで始まる凶悪な… 母親に寄生する義理の父的な存在にも、母親にまで…
三十年前の映画で当時はショッキングかもだが、現代ではちょっと🤏
貧乏でモテナイ労働者の怖さがミョーに…

コメントする (0件)
共感した! 0件)
ろくさん

3.5アキ・カウリスマキ監督作。「労働者三部作」の最後の作品

2024年12月31日
Androidアプリから投稿

お金をかけたハリウッド映画とは真逆の映画。学生が作ったかの様な作りである。

全編殆どセリフがなく音楽のみのシーンが続き、まるで無声映画を観ているかのよう。

にも関わらず主人公の置かれた立場、心情、貧しさその他全てが伝わってくるのは流石というしかない。アキ・カウリスマキ監督あっぱれである。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
snowwhite

1.0見ていて辛い

2024年12月27日
スマートフォンから投稿

悲しい

誰も幸せにならないストーリー。
作品紹介に「捨てられた女性が復習するまでを描く」と書いてあったが、本当にただそれだけだった。
その他には何も話の展開も無かった為、短い映画なのにとても長く感じられた。
ジャンルにコメディと記載されていたが、コメディ要素は皆無だった。
ほぼセリフ無しで丁寧に描いた淡々と進む日常や報われない主人公に、本当にこの女性が存在しているような生々しさを感じた。
救いの無い話で好みでは無かったが、どこか印象的な心に引っ掛かるような映画ではあった。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
cubon

3.5タイトルから想像つかない世界

2024年12月15日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

難しい

マッチ工場の少女なんてマッチ売りの少女みたいな話かと思って観たら、とんでもない女の人の話だった。とんでもない話だけど、何故かリアルに感じられた。こういう考え方が結果的にどんどん不幸な運命に身を投じる原因となるのかなと感じた。短いが衝撃的な映画で深く印象に残る作品。見終わった後、じわじわずっと映画が頭から離れないのだからやはり凄い作品だと思う。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
おむすび