墓地裏の家
1981年製作/89分/イタリア
原題または英題:Quella villa accanto al cimitero
1981年製作/89分/イタリア
原題または英題:Quella villa accanto al cimitero
夏のホラー秘宝まつり2022、4都市・7劇場開催 ルチオ・フルチ「野獣死すべし」、マリオ・バーバ、フランク・ヘネンロッターら厳選20作品
2022年6月14日「夏のホラー秘宝まつり2021」今年は4都市開催 伊ホラーの巨匠ルチオ・フルチ、マリオ・バーバ特集など旧作上映作34本発表
2021年5月27日フルチって当時、物凄い勢いで次から次へと作品を世に出してるんですね。例の血みどろ3部作と本作はほぼ同時期に発表された作品。そのせいかゴア描写は他の作品と大きな差は無く、良くも悪くもいつものフルチ。
ですが、本作において特筆すべき点はホラー描写。「ビヨンド」もホラー描写に力を入れた良作でしたが、本作は更にパワーアップ。前半は大したことしていないはずなのに不穏な空気が漂い、その世界観の仕上がりはなかなかです。
そしてやはり、終盤の展開は素晴らしいですね。毎回そうなんですが、フルチってラスト15〜20分に命かけてるんでしょうかね。それまでの展開との温度差が凄まじい。そして今作でも地下室が出てきますが、この人地下室の撮り方上手いんすよね。不気味な雰囲気だったり独特な世界観を演出したりだとか、もう最高。子供の使い方も良き。
とはいえ、若干のテンポの悪さと中だるみを感じてしまったので減点。ストーリーの薄さも惜しいところ。もう少し説明や考察していく描写があれば終盤の展開に説得力を持たせられたかも?いや、十分に怖かったので良しとしましょう。
私のレビュー一覧がフルチ大好きみたいになってきたのは、フルチ作品の配信期限が迫っていて大慌てで観てるだけです。べ、別にフルチなんか好きじゃないし!一応観といた方がいいかなって思っただけよ!勘違いしないでよね!///
喉かっきりやらクビチョンパやら、思いっきりやってるなー、と。そう思うんだけど毎回お話しがイマイチなのと今回はカトリオーナマッコールがなんだかうるさい。ラストの一言も説教くさい。昔懐かしんでみるには良かったかなー。