プリック・アップ

劇場公開日:

解説

同性愛が法律で禁止されていた1960年代のロンドンを舞台に、実在した劇作家ジョー・オートンと彼の同性の恋人ケネス・ハリウェルの、悲劇に終わった純愛を描く。前作「マイ・ビューティフル・ランドレット」で国際的な評価を得たスティーブン・フリアーズ監督が、ジョン・ラーの筆によるオートンの伝記小説を基に映画化。主人公オートンを個性派俳優ゲイリー・オールドマンが、その恋人ケネスをアルフレッド・モリーナが演じる。

1987年製作/110分/イギリス
原題または英題:Prick Up Your Ears
劇場公開日:1987年10月10日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第40回 カンヌ国際映画祭(1987年)

受賞

コンペティション部門
芸術貢献賞 スティーブン・フリアーズ

出品

コンペティション部門
出品作品 スティーブン・フリアーズ
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映画レビュー

4.5友でありライバルであり恋人であったが故の

2012年5月18日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

興奮

同性愛がタブーだった時代のタブーなお話。

ビートルズ大好きなため、まさかこういった形でこの作品と絡んでいたとは!!という感じ。エプスタインが出てるあたり、この男も…と色々考えてしまった。

主人公の日記を追う話の作りが結構面白かった。肉欲に溺れる若き才ある主人公と、ともに没落していく相棒。辛くもあるがどこか日記を追っていることもあり、ただ傍観しているような、そんな気分にさせられた。

ゲイリー・オールドマンファンとしては、これもまたたまらない役。怪しい感じがたまらない。あの目つきがたまらない。あの誘い方がたまらない。

それはそうと、忘れられなくなった作品である。ゲイ映画(テーマとして上がっている)というジャンルでくくらず(私がくくってるだけかもしれないが)、こういう時代があり、こういう人間がいてこういう人生があったと、もっと世間に出てくるべき映画ではないか?と感じた。

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