評決(1982)

ALLTIME BEST

劇場公開日:1983年

解説・あらすじ

過去の一件が原因でどん底の日々を送っていた中年弁護士のポールは医療ミス事件の裁判にかつぎ出されることに。被害者を目のあたりにしたポールは正義に目覚め、病院側が申し出た示談を蹴ってしまう。やがて病院側は辣腕弁護士コンキャノンを雇い、ポールと法廷で争うことに。ポールは裁判の準備を進める一方、ローラという女性と親しくなるが……。正義を貫こうとする弁護士の戦いを描いた法廷ドラマ。

1982年製作/129分/アメリカ
原題または英題:The Verdict
劇場公開日:1983年

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第40回 ゴールデングローブ賞(1983年)

ノミネート

最優秀作品賞(ドラマ)  
最優秀主演男優賞(ドラマ) ポール・ニューマン
最優秀助演男優賞 ジェームズ・メイソン
最優秀監督賞 シドニー・ルメット
最優秀脚本賞 デビッド・マメット
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映画レビュー

5.0 正義への祈り

2026年9月7日
iPhoneアプリから投稿

シャーロットの裏切りを知らされるシーンでのカメラは引いて音は雑踏にかき消される。その後の聞こえぬ会話の演技。喫茶店に入ってこれも声を発さぬままに炸裂するパンチ。まさに引き算の演出。カタルシスが上がるはずの賠償額もカット。ラストの電話取るor取らないの幕引きも見事。
演出の妙がふんだんに味わえる一本。昔見た時の印象から何も変わらない普遍性。徐々に融け始めて、心が移る。嫌味な判事も、証拠にはしないとは言いながらも、顔が離れている。手練手管弁護人も被疑者の手を微妙に払う。論理や制度は全て正義の下に首を垂れる。誰がそれを護るのか?その一点を見る側に問う。
シャーロットの服の着こなしが素晴らしい。バスローブをまとってポールを突き放す。負け犬になるならご勝手に。殺傷力強し。

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Kj

4.0 アメリカの陪審員裁判って色々難しそうですね。

2026年6月8日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

難しい

驚く

ポール・ニューマン主演の法廷劇です。
過去の事件が元で、酒浸りの生活をしている落ちぶれた弁護士フランク。教会関連の病院での医療ミスの事件での示談交渉をすることに。示談を進めようとする中で、ふとした一言をきっかけに失ったはずの正義の心に再び目覚めていくというストーリーです。

私は裁判制度に明るくないので、この時代も何も、映画はアメリカだし、陪審員裁判がどんなものか、正直きちんと知りませんでした。
日本の裁判員裁判と違い、陪審員裁判は評決を下すのは陪審員だけで行うということです。なのでこの作品では、そこのところが一番の見どころとなっているんですね。つまり裁判官でも陪審員の評決はコントロールできないわけで、いくら法律の専門家があれこれ画策しても通用しない部分が陪審員裁判には存在するんですね。

それにしても気になるのは、作品通して、とにかくタバコをスパスパ吸ってるし、ウイスキーだかバーボンをしょっちゅうグラスの氷をカラカラさせて飲んでるんです。そうでなければビールとかBudweiser。しかも出てくる人が結構みんな飲んでる。まぁそういう時代でもあったのかな?演出上の狙いなのか、スポンサーの問題なのか、私には分かりませんが、社会としてちょっと問題があるように思えるのは、現代だからなんでしょうか。

ローラという女性がトリックスター的に出てくるのですが、どうでしょうか。存在感はいま一歩という感が否めないように私には思えました。

さて、この映画にはネコは全く出てきません。そのためネコ率0%の作品ということになります。

冒頭、フランクが泡のないビールを飲みながらピンボールをしているシーンから静かに始まります。ラストはローラからの電話のベルで終わっていきます。飲んでいるのはコーヒーでしょうか。ラストシーンのポール・ニューマンの演技、いいですね~。そんな対比も観ていてジワーっとくる余韻がある映画でした。

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よっちょマン

4.0 法廷物としては理解しやすかった 被疑者には腹立たしい思いをしたが

2026年6月2日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

知的

驚く

新聞で誰かが亡くなった人を見つけ葬儀の場に駆けつけ弁護士の営業活動。落ちこぼれ弁護士とすぐわかる。
そんな弁護士ギャルビンが昔の自分を取り戻し敏腕弁護士に戻るという物語。
友人が持ってきてくれた医療事故の案件。
題材も理解しやすかったし法廷の裏の取引もわかりやすかった。
ただ、急に現れギャルビンとすぐ仲良くなった謎の女性だけはどんな役回りか見当が付かなかった。

裁判はどちらとも言えない情況だったが、というのも裁判長は完全に被告側。
被告が高名なカトリック病院だったからか?およそ公正中立から逸脱する奴だった。
最後の弁論でギャルビンが陪審員に放った言葉が陪審員に響いたのだろう。
陪審員の正しい判断をうれしく思ったし受付勤務していた彼女も報われたのではないか?
この映画を観ていると裁判長のさじ加減で本来の真実が曲げられて判決に至った事例は結構あるだろうと想像してしまう。

これでポールの弁護士活動は順調にいったのだろうか?
相変わらずピンボールに夢中になっているのか?
昔、はやったピンボール、うまい奴は羽より台を動かしまくってた覚えがある。懐かしい場面でした。あの音がたまりません。久しぶりにしたくなったけれどいまは何処にあるのやら・・・

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♪エルトン シン

4.0 バリー・リード原作のリーガル・ドラマ

2026年5月13日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

【概要】落ちぶれた弁護士の再起&惑い&成長の物語をスリリングに描く
【感想】ニューマンの熱演&法曹界の現実を映す良識委任劇で正義を問う
【哲学】正義とは果たすべき信条

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@SAY