パラダイスの夕暮れ

劇場公開日:

解説

仲間の死によって独立の道を断たれた、ゴミ収集車の運転手ニカンデル。スーパーのレジ係イロナに恋をした彼は、彼女をデートに誘ったものの、ビンゴ会場に連れて行ってしまい大失敗。ところが、仕事をクビになったイロナが彼のもとに転がり込んでくる。2人の関係はうまくいったかのように見えたが……。アキ・カウリスマキ監督の長編第3作。主演は、カウリスマキ作品には欠かせない
マッティ・ペロンパーとカティ・オウティネン。

1986年製作/80分/フィンランド
原題または英題:Varjoja paratiisissa
劇場公開日:2002年

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(C)Villealfa OY

映画レビュー

3.5監督だから

2024年11月15日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

実際どっちに話が転がるのか分からず、そーなの?どーなの?と見れる。

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mikyo

4.0底辺に生きる人々への光

2024年11月7日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

採点4.2
鬱屈とした毎日の中で出会った、ややこしい男女二人。
その不器用でめんどくさい二人が、ずっとすれ違ってるような物語。
セリフも表情も極端に少なく、その味気ない生活に凄いリアリティに溢れていました。
そこからのいきなりのプロポーズには驚かされましたね。
結局気に入らない毎日を変えるのは、その一歩なんでしょうね。ここら辺にも底辺に生きる人々への光が感じられました。
流れる楽曲も日本の歌謡曲のようで何だか沁みますね。
短い尺にギュッと詰め込まれた、人生の希望を描いた作品でした。

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白波

4.5ゴミ収集作業で働く男性、スーパーのレジ打ちの女性。 出会って親しく...

2024年10月18日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

幸せ

ゴミ収集作業で働く男性、スーパーのレジ打ちの女性。
出会って親しくなりそうなのに、ぎこちなく紆余曲折がある様子。

身分も安定せず、
喜怒哀楽が表情にほぼ現れず、
会話もかみ合わず、
etc.

憎めない可愛らしいお話でした。
街並みや衣装とか、ジャズのBGMなどは、かなりオシャレで、それだけでも楽しい鑑賞でした。

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woodstock

4.0小気味いいリズムで進む希望の物語

2024年7月2日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

アキ・カウリスマキ監督の作品を見たのは今回が初めて。演技に、ためや間がなく余韻もない。短く極めてストレートなセリフとともに、小気味よく話が進んでいく。だんだんとこのリズムが癖になってくる

無表情で愛想もないが、徐々に可笑しさや愛嬌を感じてくるから不思議。どのシーンか忘れたが、ヒロインが微かに笑みを浮かべかけた表情がドキリとするほど美しく見えた。

自分がイメージするフィンランドとは全く異なる情景だったが、素朴に生きる市井の人々に対するエールのような作品に思えた。

最後に流れる曲が、演歌のように聞こえてしまったのは、二人の幸せな未来をイメージできなかったからだろうか…

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komasa