パパは、出張中!
解説
スターリンの影響から未だ脱け出せない1950年代初頭のユーゴスラビアを舞台に、時代の波に翻弄される一家の姿を体制批判をこめて描いたヒューマンドラマ。家族に囲まれて幸せに暮らしていた少年マリック。ところが、父親が愛人にふと洩らした国政批判のせいで逮捕され、強制収容所に入れられてしまう。不思議がるマリックに対し、父親は出張中だとごまかす母親だったが……。1985年度、カンヌ国際映画祭グランプリを受賞。
1985年製作/136分/旧ユーゴスラビア
原題または英題:Otac na sluzbenom putu
スタッフ・キャスト
- 監督
- エミール・クストリッツァ
- 音楽
- ゾラン・シミャノビッチ
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ミキ・マノイロビッチ
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ムスタファ・ナダレビッチ
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モレノ・デバルトリ
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ミリャナ・カラノビッチ
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パブレ・ビシッチ
受賞歴
第58回 アカデミー賞(1986年)
ノミネート
外国語映画賞 |
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第43回 ゴールデングローブ賞(1986年)
ノミネート
最優秀外国語映画賞 |
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第38回 カンヌ国際映画祭(1985年)
受賞
コンペティション部門 | |
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パルムドール | エミール・クストリッツァ |
国際映画批評家連盟(FIPRESCI)賞 | エミール・クストリッツァ |
出品
コンペティション部門 | |
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出品作品 | エミール・クストリッツァ |