白昼の通り魔

解説

昭和32年頃、関西各地で起きた凶悪事件をもとにした短編の映画化。信州の農村。村長の息子に体を代償にして資金提供を受けて事業をはじめた村娘シノだが、ある日息子に無理心中を迫られる。しかしシノだけは生き残り、彼女を案じてあとをつけてきた英助に気絶しているところを発見される。しかし、シノに思いを寄せる英助はその場で彼女を犯す。その快感が元で、彼は“白昼の通り魔”となってしまう。全編を通し、男と女が激しく心の火花を散らす修羅場のみで構成される挑戦的な構成。ショッキングな犯罪とエロチシズムの中で、人間の心の奥底に潜む悪魔と生命力を描く大島渚監督の問題作。

1966年製作/99分/日本

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映画レビュー

2.0大島渚初期作品の中では一番評価が高かったが…

2022年11月15日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

大島渚初期作品のひとつとして鑑賞したが、
何とも共感の湧かない作品だった。

二人の女性の
それぞれ理由こそは異なるものの、
相手の男性への想いの動機も曖昧だし、
通り魔になる男性の女性二人に対する感情も
理解不能だ。
だから、通り魔になった男性を媒体にして、
大島渚が因習社会の告発以外の
何に怒りを向けていたのか、
“愛は無償”としない側が勝利するということへの皮肉なのか、
良く分からない作品だった。

ここのところ、
大島渚の初期5作品をまとめて観てみた。
キネマ旬報の評価を
評価年が異なることを承知の上で記すと、
 「愛と希望の街」第33位
 「青春残酷物語」第18位
 「太陽の墓場」第11位
 「日本の夜と霧」第10位
 「白昼の通り魔」第9位
だが、
私としてはそんな評価に反して、
長編デビュー作の「愛と希望の街」が
社会告発のスケール感と共に
編集の良さを感じる、5作品の中では
最も好きな作品となった。

さて、大島渚と言えば、その中期に
「絞首刑」「少年」「儀式」等の
名作が多いイメージだが、
私にとっては
観る機会が失われていることが残念だ。

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KENZO一級建築士事務所

1.0どうも大島渚監督作品は合わないらしい。

2021年11月15日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

どうも大島渚監督作品は合わないらしい。

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くそさいと

4.0このカメラワークには今観ても驚き!監督の気迫が溢れる力作だ!

2013年1月31日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

怖い

知的

難しい

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ryuu topiann

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