劇場公開日 1972年4月29日

時計じかけのオレンジのレビュー・感想・評価

全188件中、101~120件目を表示

3.0前半の映像美にはセンスを感じたけれど

2018年6月25日
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鑑賞方法:DVD/BD

名作で評価が高いので、観てみましたがありきたりの内容の映画でした。どうしてそこまで評価が高いのかわかりません。前半の映像美にはセンスを感じましたが。

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hide1095

4.0並べられる宇宙語がコワいw

2018年6月18日
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鑑賞方法:DVD/BD

怖い

知的

難しい

最初に感想を言うと、何言ってんのかワカンナイ!w
「イン・アウト」には笑うww

キューブリック監督作品の中で1番好き。
何度も観たいわけではないが、忘れた頃にまた観たくなる。そしていつの時代に観ても、変態的で芸術的でスタイリッシュな作品。
性的に変な嗜好があるわけでもなければ暴力的であれどキチガイな苦しめ方をするタイプでもないのに、主人公アレックスからは常に異常性を感じてやまない。暴力行為のモチベーションの引き金になっているのが自身の愛すべきクラシック音楽であったり、芸術的なオブジェであったりするからであろう。また、自分を監視する立場の人間に対しては意外とか弱く振る舞う姿のギャップが可愛いようで気持ち悪くて…w

「強制」と「矯正」の恐ろしさ。人の怒りや苦しみの輪廻はそう簡単に断ち切れない。ラストは凄く社会風刺的であり、70年代から今の時代になってもこのメッセージは変わらず我々に強く刺さるモノだと思う。

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幸ぴこ

3.0印象的なタイトル

2018年5月25日
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鑑賞方法:VOD

スタイリッシュな映像美を楽しむ作品。特に冒頭の主人公の鋭い目つきにはドキッとした。
内容の方は…私には刺さらなかったというのが一番近い。多分公開当時に見る、もしくはもっと若い時期に見ていれば違った感想を持ったはず。高校生・大学生時分に見てたらきっと変に影響受けてたろうな~。ある意味良かった?
人に影響を与えるパワーは感じる映画。幸か不幸か刺さらなかった。

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sukacinema

3.5惡有惡報

2018年5月2日
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かな

4.5✰久し振りに鑑賞✰

2018年5月1日
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鑑賞方法:VOD

10代の頃に、TVCMとかをやっている時に流行ってて観ましたけど、その当時とはまた違った印象でしたね。

前半は とにかく面白いの一言!
暴力やレイプ描写に 嫌悪感を示す人も多いと思いますが、私は そこまで酷いと感じる様なリアルさは感じませんでしたね。
なにせ、この作品 結構〜長尺なので、そこで引っ掛かってしまったら、最後まで観られませんよ。

仲間だと思っていた人物達の裏切りによって 警察に逮捕されてしまったアレックス。早く刑期を済ませる方法を知り、まんまとそのチャンスを手に入れる。
それは、暴力的な人間を 善人に改造するというものだった…。

この作品は、結局 観ている人達も 人の不幸が好きだと思う様に、暴力は 暴力しか生まないんだと言うことを言いたかったのではないかと思う。
一見、善人風な人でも キッカケがあれば そのタガが外れ、呆気なく罪人の仲間入り。
実験が成功したと思えたアレックスも、最後は元のギラギラしていた頃のアレックスに戻ってましたね。

本当に、サラッと描いていますが 実に深い内容の作品だと思いますよ。
上辺だけで観ないで、本質をシッカリ観て欲しいと思いますね。

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m@yu-chan

5.0全てが変態的。

2018年4月15日
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鑑賞方法:DVD/BD

本作は「フルメタル・ジャケット」に続き、キューブリック作品として2作目。傑作と言われる所以がわかった。
ストーリーはアレックスという主人公が犯罪を犯して捕まってしまうが、新療法の被験者となる代わりに釈放され…というもの。
まず、ストーリーは展開が読めず、見ていて飽きることはない。それに加えてキューブリック監督によるエキセントリックな演出により、のめり込んでしまう。セット、衣装、音楽、カメラワークなど全てが変態的というかサイケデリックで、その世界観に鑑賞者は圧倒される。
序盤が性的かつ暴力的であるのに、ラストに迫るにつれ、社会風刺のテーマ性は増してゆく。鑑賞後、こんな融合の仕方があるのだろうかと唖然としてしまった。キューブリック監督にしかできないテクニックであろう。
その描写の仕方から好き嫌いが分かれることには納得だが、こんな作品を今後見れることは無いだろう。それだけ本作が極めて稀有でハイブリッドな作品であることは皆が認識すべきである。

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ジンジャー・ベイカー

3.580点

2018年2月16日
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鑑賞方法:DVD/BD
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コウセイ

5.0何を期待して観るか

2017年11月13日
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鑑賞方法:VOD

ここまで本当に"面白い"と思えた映画は他にない。

最初見たときは、地味に評価が高くてキューブリックの作品だったことを理由に、内容も知らず見始めました。でも開始早々ギブアップしました。

でもその後がすごく気になったのと、そのアイコニックなファッションと世界観が気になって結局また再度見ることにしました。

まさか最初見たときはこの映画にここまで"惹かれる"とは思いませんでした。

好き嫌いは完全に分かれる映画で、好みのポイントも人それぞれだと思います。ファッション、社会的テーマ性、世界観、インテリア、音楽、撮影手法、キャラクター性……などなど

目を当てたくないようなシーンもありますが、なかなかこんな映画には出会えないと思います。

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Helena

4.5観た人を選別させる映画。

2017年11月11日
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鑑賞方法:DVD/BD

この作品は賛否が真っ二つに分かれると言われているが、厳密にいうと、賛否の中の「賛」の中にも真っ二つに分かれると思う。

この作品をどう好きなのか、でその人がどう生きてきたか、どういうものを好きなのかがはっきりするような気がした。

芸術的な意味合いで好きなのか、先進的な意味合いで好きなのか、単にキューブリックが好きなのか、。

自分はどうかというと、、、よく分からない。けど、ドラマ性や人物描写というよりも、時代を風刺した点において、好きなのかもしれない。

兎にも角にも、観ながら感じた気持ち悪さや自分の中にあるダークな部分を刺激されたことが、好きになった理由なのかもしれない。
それほど、観る人の心に突くものがあるのだろう。

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ちゃーはん

4.0鬼畜にも劣る浅ましい蛮行に天誅

2017年10月26日
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奇人、迷(名)匠キューブリックが描く退廃的近未来作品。
サイケデリックなインテリアやオブジェが近未来風
(?!)軽快に雨に唄えばを口ずさみ非人道的な暴力行為を喜々とする、キ○ガイ主人公アレックスの顛末に同情の余地なし。

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苦肉の策子

4.0美術作品を映像にしたかのような作品

2017年8月31日
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鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

興奮

まるで美術作品を映像にしたかのような作品。
自由に生きてきたはずが結局は政府の手のひらで転がされている皮肉。
しかし本人にとってはそれが自由。
結局人間は利用され利用することで廻ってるんだなあ...
それが良い事でも悪い事でも。
しかし出てくる人物人物全てが狂っている。
狂っている人物が正常に戻すと言ってもまた狂うだけの無限ループ。
「時計じかけのオレンジ」というタイトルがマッチしています。
印象的なセリフも良い。
非常にアーティスティックな映画。
暴力シーンや性的なシーンがあるので好き嫌いが完全に別れます。

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Gomez

5.0芸術

2017年7月24日
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音楽、演出共に芸術

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しゃらい

4.0ナイアガラ・トライアングル VOL.2

2017年7月11日
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鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

怖い

知的

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いぱねま

4.0心に残る。

2017年6月17日
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奇妙で不思議でなんだか不気味で、でも心に残る映画でした。
前半部分と後半部分に分けてみるといいと思います。個人的には後半の方が好きですが、前半の方が有名ですね。

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ハワイアン映画道の弟子

5.0バイブル

2017年5月27日
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若かった頃の我バイブルでした
スピーディーな映像、音楽
そして体制が支配する恐怖
数十年たった今でもはっきり覚えています
やはり主役はベートーベンの重厚な旋律
そしてあのミルクバーよかったな・・!

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シモカツ

5.0人類への警鐘

2017年5月15日
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鑑賞方法:DVD/BD

超がつくほどに賛否両論が分かれると噂の「時計じかけのオレンジ」をついに鑑賞しました。

まず初めに感じたのは、女性でこの映画が好きな人はなかなかいないだろうなということです。。。
R-15指定ということもあり、暴力描写、性描写の連続。
音楽や映画全体の雰囲気がかなり凝っていてスタイリッシュなおかげで、多少の緩和はされるかもしれませんが、それでも無理な人には徹底的に拒否反応を示されてしまうのが本作品だと思います。(特に女性に)
また、それらの描写に拒否反応を示さず最後まで観ることができたにしても、鑑賞中、「面白い!」「最高!」などといった肯定的な感情を抱くことにはかなりの抵抗をおぼえます。(そのような感情を抱く自分自身のことが精神的に心配になる。)
簡単に言えばそういう類のかなり癖のある映画です。

では、なぜ僕が好評価をつけたのか。それはこの映画が究極の社会風刺映画だと思ったからです。国家、権力者、犯罪者、もっと言えば、人類への警鐘を鳴らしている映画であると言っても過言ではないかもしれません。

罪のない人々に暴力をはたらくという決して許されない罪を犯し続ける犯罪者に対して、それ以上の暴力を振りかざして拘束する国や権力者。良いように言えば「目には目を...」かも知れませんが、これじゃあ暴力を否定したいのか肯定したいのか分かりません。転じて、「結局何が正しくて、何が正義かなんて誰にも分からないよね。」とも捉えられると思います。

映画の前半、誰が見ても残忍だと感じるであろう暴行行為、犯罪行為を淡々と繰り返す主人公。しかし、後半になると、一転してその主人公が精神的にも身体的にも追い詰められ、窮地に立たされます。映画の前半では彼に対し怒りを抱いていたはずが、後半は、少し可哀想とさえ思ってしまいます。この複雑な感情を抱かせて悶々とさせることも、製作者の一つの意図だったのではないでしょうか。

断じて犯罪行為を肯定する訳ではありませんが、「機械的な(時計じかけの)人間にならず、もっと開放的に自分を出してみろよ。」「もっと開放的に自分を出せる世の中を作っていけよ、21世紀に生きるお前ら。」そういった力強いメッセージ性を20世紀から今を生きる僕たちに発信してくれているのではないかと感じました。

本作は、ただただ嫌になるほどのバイオレンス描写にうんざりし嫌いな映画だと感じる人もいれば、それを差し引いても、芸術性や、オシャレさの素晴らしさに感銘を受け、好きだと感じる人もいる。はたまた、芸術性やオシャレさは認めるけれども、何が伝えたいかさっぱり分からないので嫌いと感じる人がいれば、深く洞察してそのメッセージ性に惚れ込み、感動し、好きと感じる人もいる。全員が正しいと思います。間違いなんてありません。賛否両論も当然です。ただ、大事なのはその持論、感情を他人に流されず持ち続けることだと思います。時計じかけのつまらない人間にならないためにも。

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かずひくん

5.0好き

2017年3月31日
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ほんとに好き、この一言で事足りる。

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五十嵐

4.5何度も観たい。 ある意味、これ以上の映画が見当たらない

2017年3月23日
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何度も観たい。
ある意味、これ以上の映画が見当たらない

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Sayaka

3.0先がある程度読めてしまう内容。 主人公がとても幼稚。 でもおもしろ...

2017年2月27日
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笑える

悲しい

幸せ

先がある程度読めてしまう内容。
主人公がとても幼稚。
でもおもしろいものがたくさんでてきた。

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文た

5.0この星5は個人的な評価である。

2017年2月26日
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怖い

興奮

難しい

私はこの映画の狂気に惹かれている。だから正しく評価できない。しかし幾度も見返してしまうのだ。最後のシーンで、覚えてはいけないカタルシスを感じてしまう。それだけのために、何度も何度も見返してしまう。
普通に考えれば、ただの狂った男の話である。時間も長く、中だるみは激しい(これは2001年宇宙の旅もそうだ)。でも、私が言える欠点はただそれだけ。編曲されたクラシック、俳優たちの狂気の笑み、怒涛のストーリー、そしてあの特徴的なカメラワークに、「雨に唄えば」。
これは他人にすすめることはできない。そんなことをすれば自分の人格を疑われても仕方ない。しかし、これは個人的には傑作である。だから、星5をつける以外にない。あの時代の狂気を感じるのに、これほど素晴らしい映画はない。

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皆友