逃亡者

キンブルの奥様には申し訳ないけど、おもしろかった‼️

ジェラード捜査官を演じるトミー•リー•ジョーンズが
前半憎たらしくて憎たらしくて、
あれだけしつこく追い回すのなら、
最初の妻殺しの時にしっかりと捜査したれよ、と思う、
が、管轄が違うか。

キンブル医師のハリソン•フォードの不似合いな髭は
剃る為だったんだね。

あまり知らないので髭面の時は顔を思い出せなかった。

妻を殺され杜撰な捜査や裁判で無実なのに死刑確定。
🇯🇵はやはり軽いのか、一人殺害では死刑にならない。
それに直ぐに執行されそうな裁判官の言葉。
薬物による執行、とか。
🇺🇸では最近州によるが、死刑廃止のところもあり、
執行方法が薬物から以前の電気椅子か銃殺になっている
ところもある。
薬品会社が薬を出すのを嫌悪し出さないからとか。

護送車に乗り合わせた他の囚人のせいというかおかげで、
列車にぶつかる寸前に脱出し脱走。

おじいちゃんの病室で髭剃り着替え朝食盗み食いまではわかるけど。
救急車盗んで逃走するもヘリで追走される。
先程助けた警察官に寄って行き顔見られたから。
トンネル出口で待ち伏せ、あわや、で下水道へ。

追っかけて来たジェラード捜査官に、

　　　妻を殺してない⁉️

　　　知ったことか⁉️

まさか、あのダムにダイビング、冬☃️やで。
でも泳いで走る。

髪の毛染めた❓できるかこんな時に。☃️深いところで

友人弁護士に連絡、即通報。
シカゴに戻る。
　　　　　警察にヒント与えてばかりだな。
キンブル医師について
勤務していた病院で同僚から聞くと人物高潔な様。

警察の目が光っているにも関わらず勤務していた病院に戻り義手を扱うところに侵入して該当者を探し始める。

がまた警察、素人宿屋の息子が捕まり、捜査の手が。

病院で重傷の男の子を見つけ有能医師の力技‼️
ジェラード捜査官もその診断に感心する。

やっと見つけた義手の男の家に侵入し調べると、
その男と知人医師が写る写真発見。

知人医師関連から新薬の申請に関わり狙われたと気づく。
友人ニコルズに頼み申請の際のサンプルを手に入れ病理学室で調べて貰ったら、案の定、すり替えられていた。

その知人医師は、サンプル提出日に亡くなっていた事実、
では誰が？限られた者しかできない❗️

やっと真実がわかり真犯人と憎き黒幕を追い詰めて行く。
ジェラード捜査官もキンブル医師が出没する場所から
調べ考えて同じように真実に達したようだ。

お医者様といえど、寒中水泳もこなし風邪もひかず、
格闘も得意で不法侵入も得意でないと生きていけない。

NYや西海岸とは違うシカゴ独特のの街の雰囲気が素晴らしいです。
カメラワークが格好良くて、サスペンスの演出も秀逸、音楽の緊迫感も最高です。
フォード先輩の全盛期です。

■妻殺しの汚名を着せられたシカゴの辣腕の外科医、リチャード・キンブル（ハリソン・フォード）。
　彼は、法廷で死罪を言い渡されるも、護送中の列車事故に乗じて逃亡する。
　そして、身の潔白を証明するため、妻を殺した義手の男を警察に忍び込んだり、自身が勤めていた病院に入り込みデータを収集し、男の身元を突き止めて行く。
　だが、冷静沈着で同じく辣腕の連邦保安官・ジェラード（トミー・リー・ジョーンズ）は容赦なく執拗に追い詰めていく。

◆感想＜Caution!内容に触れています。＞

・ハリソン・フォード演じるリチャード・キンブル医師が、真犯人を連邦捜査官に追われながらも豪胆な”捜査方法”で、突き止めて行く姿が非常に面白い。

・逆に言えば、冒頭の裁判シーンも含め、司法の愚鈍さを知ったリチャード・キンブル医師が、自ら冤罪を晴らし妻の無念を晴らす！と言う決意に繋がっているようにも見える。

・辣腕の連邦保安官・ジェラードを演じるトミー・リー・ジョーンズも、序盤はリチャード・キンブル医師を執拗に追う男に見えるが、－リチャード・キンブル医師が、ダムの水流に大ジャンプをする前に彼が言った言葉が、それを象徴している。－捜査の過程で、徐々に真犯人はリチャードではないのではないか、と思い始める姿を好演している。

■今作は、上記のダムへの大ジャンプシーンを筆頭にしたアクションも素晴らしく、一方リチャード・キンブル医師の、まるで優秀な捜査官の如き豪胆な”捜査方法”と、後半に明らかになって行く、薬害に絡む腐敗した医療会社と、リチャード・キンブル医師の親友チャールズ・ニコルズ博士（ジェローン・クラッベ）が画策した真実が暴かれて行く、博士の講演会に乗り込んだリチャード・キンブル医師の、豪胆な姿に痺れる作品である。

＜ラスト、それまでリチャード・キンブル医師を執拗に追って来た辣腕の連邦保安官・ジェラードが、パトロールカーに彼を乗せた際にそれまで呼び捨てだったキンブルに対し、敬意を込めて”ドクター”と言い、手錠を外すシーンはとても良い演出だと思った作品である。
　”辣腕は、辣腕を知る”という事であろう。＞