ダーティハリー

ALLTIME BEST

劇場公開日:

解説

サンフランシスコで無差別狙撃事件が発生。犯人は警察に対し、10万ドルを支払わなければ、次の犠牲者を狙うと通告してきた。殺人課の刑事ハリー・キャラハンは必死の捜査の果てにサソリと名乗る犯人を追い詰め、ついに逮捕する。しかしハリーの暴力行為が原因で、犯人は釈放されることに。その後、スクールバスがジャックされるという事件が……。 44マグナムをぶっ放す凄腕刑事ダーティハリー、シリーズ第1弾。クリント・イーストウッドの当たり役であり、ドン・シーゲルの代表作でもあるバイオレンス・アクション。

1971年製作/102分/PG12/アメリカ
原題または英題:Dirty Harry
配給:ワーナー・ブラザース映画
劇場公開日:1972年2月11日

スタッフ・キャスト

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映画レビュー

4.0社会的な目線も盛り込んだ、暴走型刑事映画の金字塔だ。

2024年11月29日
PCから投稿

これはクリント・イーストウッドの存在感に尽きるが、犯人役の俳優さん(ネタバレになるから名前は伏せますね)も凄い怪演で、屈指のヒーローと悪役だね。

クリント・イーストウッドは、特筆すべきカリスマで演じ切っており、彼の人気とイメージを確実なものにした金字塔だ。また、犯人役の造形も、後の犯罪映画に大きく影響を与えていると思う。

本作は、実際のゾディアック事件を参考にしている。愉快犯的無差別殺人、警察やマスコミを愚弄する劇場型犯罪、ミランダ警告が無いため無罪放免となるなど、現代にも通じる社会的な目線も、上手く盛り込んでいる。

同年に公開された「フレンチ・コネクション」と本作は、理解の無い上層部と衝突ばかりで、有能なのに、言葉少なくシニカルで、粗野で不器用な生き方しか出来ない、クレイジー型あるいは暴走型の刑事映画を定着させた、双璧をなす傑作だ。

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瀬戸口仁

3.5武骨でありながら、 犯人逮捕には一切手加減しない、 ダンディなダー...

2024年9月11日
PCから投稿

武骨でありながら、
犯人逮捕には一切手加減しない、
ダンディなダーティハリーの第一弾、
初めて見たが、
アクションもサスペンスもしっかりしていて、
見ごたえありました。
犯人役の憎たらしさも
良かったです。

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あとぅーし

4.00042 Go ahead. Make my day.

2024年7月1日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波

フランクシナトラ こんなデカい銃は扱えん。
ポールニューマン 暴力賛美は好かんな。
イーストウッド 都会の保安官だな。

1作目はバッコーン、バッコーンだけでなく
ミランダ権(お前には黙秘権がある、というアレ)で逃げ切る
凶悪犯の権利は守られ被害者の権利は踏みにじられる
という現代でも議論が続いている超難問にも挑む。
結局犯人を射殺したハリーはハリウッドで一番最初に
法で裁けぬ悪を討つ!を実践した。

俺もあと何発残ってるか知らんねん。
80点
初テレビ鑑賞 1978年4月23日『日曜洋画劇場』

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NWFchamp1973

5.044マグナムを初めて知った

2024年4月18日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:TV地上波

興奮

ダーティハリー2は故郷の田舎の映画館でブルースリーのドラゴン怒りの鉄拳と同時上映でリアルタイムに観たが、本作は日曜ロードショーで観た。マグナム火薬とゾウも倒せると言われた44口径を初めて知った作品でワクワクしたのを覚えています。
いつも眩しそうにしているイーストウッドが惚れ惚れするほどかっこよく、夕日のガンマンと同じ俳優だとしばらく気がつかなかった。発射音がカッコええ。
犯人を追い詰めて行く過程で、スタジアムのライトがついて行くのはザ映画の演出で、ドンシーゲル監督のセンスが光ります。何度も観たくなる作品です。

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映画野郎

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