ユナイテッド93

劇場公開日:

解説

2001年9月11日の全米同時多発テロの混乱を、全米中の飛行機を監視する管制センターや米軍基地、そして、ハイジャックされた4機の内ただ1機だけ目的地に届かず、ペンシルバニア州に墜落したユナイテッド93便の内側から描く問題作。監督・脚本は「ブラディ・サンデー」「ボーン・スプレマシー」のポール・グリーングラス。キャストは、管制官や陸軍司令官など多数の本人出演の他、ほとんど無名の俳優を起用。

2006年製作/111分/アメリカ
原題または英題:United 93
配給:UIP
劇場公開日:2006年8月12日

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映画レビュー

3.5騒乱の中にある静寂に注目。

2022年1月18日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波
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すっかん

4.5【名匠ポール・グリーングラスが悪夢の9.11連続テロ犯と、政府の後手後手に回った対応への怒りと身を持ってテロリストの狙いを防いだユナイテッド93便に乗り合わせた乗客達の姿を鎮魂の思いで描いた作品。】

2024年6月19日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

怖い

難しい

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NOBU

4.0勇敢な人々

2023年12月31日
PCから投稿
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プライア

3.5ドキュメンタル色が強め

2023年7月25日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

最初に断っておくと、どんなに内容がよくても"映画として"の評価を基準としているのであしからず。そういう意味で個人的な評価は高いけど星3.5止まり、といったレビューは結構多く投稿している。

この映画も同様で、まさに胸がしめつけられるような、その場にいるような臨場感や深く考えさせられるような内容で映像としてのクオリティはとても高い。9.11をリアルタイムで追っているような、ドキュメンタリーのような映画。最後の10〜15分ほどがこの映画の本編で、それまではジェットコースターで上がっていく段階のような……語弊を恐れず言うと退屈感がある。この退屈で鬱屈した時間からジェットコースターのように一気に駆け抜けるようなカタルシスを感じる構成の映画が一番好きなのだが、この退屈部分にもう少しドラマがあればなぁ……とも思うのだ。

良くも悪くもリアルなドキュメンタリーの域をでず、映画ならではという観点で見るとイマイチ。アンビリーバボーとか世界仰天ニュースの神回、みたいな感覚。この退屈で厳かな時間に、映画ならではの時間の流れをどれだけ表現できるかが名作との分かれ道だと思っているので、内容としては100点だけど映画の魅せ方としてはそこまでではない。

星3.5とした理由にはまだあって、そもそもの乗員たちが抵抗した、という事実自体は不明瞭な点。その可能性は高い、とした上で確定した事実ではないのである種"その可能性を題材にした"映画なので、そこを題材にしている以上リアリティは必要最低限にしてドラマ性がもっとあってもよかった気がする。でもまぁ、このあくまでもドキュメンタリーな色を通しているからこそこの映画の良さが輝くようにも思えるのでこの形が一番にも思う。思うけど、どうしても個人的な映画の基準にそぐわない。

ただ内容はほんとに素晴らしい。色々と考えさせられる。見て損はない。

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