劇場公開日 2006年8月12日

ユナイテッド93のレビュー・感想・評価

全46件中、1~20件目を表示

4.0勇敢な人々

2023年12月31日
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プライア

3.5ドキュメンタル色が強め

2023年7月25日
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悲しい

怖い

最初に断っておくと、どんなに内容がよくても"映画として"の評価を基準としているのであしからず。そういう意味で個人的な評価は高いけど星3.5止まり、といったレビューは結構多く投稿している。

この映画も同様で、まさに胸がしめつけられるような、その場にいるような臨場感や深く考えさせられるような内容で映像としてのクオリティはとても高い。9.11をリアルタイムで追っているような、ドキュメンタリーのような映画。最後の10〜15分ほどがこの映画の本編で、それまではジェットコースターで上がっていく段階のような……語弊を恐れず言うと退屈感がある。この退屈で鬱屈した時間からジェットコースターのように一気に駆け抜けるようなカタルシスを感じる構成の映画が一番好きなのだが、この退屈部分にもう少しドラマがあればなぁ……とも思うのだ。

良くも悪くもリアルなドキュメンタリーの域をでず、映画ならではという観点で見るとイマイチ。アンビリーバボーとか世界仰天ニュースの神回、みたいな感覚。この退屈で厳かな時間に、映画ならではの時間の流れをどれだけ表現できるかが名作との分かれ道だと思っているので、内容としては100点だけど映画の魅せ方としてはそこまでではない。

星3.5とした理由にはまだあって、そもそもの乗員たちが抵抗した、という事実自体は不明瞭な点。その可能性は高い、とした上で確定した事実ではないのである種"その可能性を題材にした"映画なので、そこを題材にしている以上リアリティは必要最低限にしてドラマ性がもっとあってもよかった気がする。でもまぁ、このあくまでもドキュメンタリーな色を通しているからこそこの映画の良さが輝くようにも思えるのでこの形が一番にも思う。思うけど、どうしても個人的な映画の基準にそぐわない。

ただ内容はほんとに素晴らしい。色々と考えさせられる。見て損はない。

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Cro

5.04番目の飛行機‼️

2023年7月7日
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泣ける

怖い

興奮

9・11をテーマにした作品は多々製作されてますが、最もシンプルで、最も強く観る者のハートに訴えてくる作品だと思います‼️首謀者の暗殺を題材としたキャスリン・ビグロー監督の「ゼロ・ダーク・サーティ」と並ぶ傑作‼️ポール・グリーングラス監督はあの日標的に突っ込まなかった4番目の飛行機に焦点を当て、離陸からハイジャック、そして運命の瞬間までの当日の出来事を、"ボーン" シリーズでお馴染みのハンドカメラの活用、実際に使用されたニュース映像も使って、ヒジョーに簡潔な演出で時間軸に沿って再現しています‼️資料や証言をもとに、当日の機内の様子もリアルに完璧に再現‼️この作品はグリーングラス監督特有のグラグラ揺れるカメラと相まって観る者をも93便に乗せてしまうのです‼️キャストもスター俳優が一人も出ておらず、管制塔や米軍のスタッフには当時、リアルにこの事件を体験した人々が演じていらっしゃることもあり、その演技からは本物の悲しみが伝わってきます‼️そして映画「ラブ・アクチュアリー」の冒頭で「9・11の犠牲者が最後に発したのは、家族への愛するメッセージだった」と言うヒュー・グラントのナレーションがあります‼️最後まで諦めずに墜落を阻止しようとする乗客とテロリストの決死の争い、そして乗客が機内電話を使って家族に最後の言葉を遺すなど、クライマックスにかけては、恐怖と感動の二重攻撃で涙が止まりません‼️定かではありませんが、93便の目標はホワイトハウスだったと聞きます‼️93便の乗客たちが命を犠牲にしてホワイトハウスを守った‼️この事実をアメリカの大統領をはじめ政治家たちはどう受け止めているのでしょう・・・

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活動写真愛好家

4.0闇の入り口

2023年2月7日
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鑑賞方法:VOD

たしかニュースに触れたのは高校生の頃。
朝起きてみるとテレビでは、
悪夢の続きのような映像が繰り返し流されてた。

よくよく考えればアメリカサイドが発端となった暴力の連鎖は、
フセインの死亡で今のところおさまってんのかな。

本作の続きは「ゼロ・ダーク・サーティ」で、
その後は必ず「バイス」「THE REPORT」を見るのがおすすめ。
”西側”代表・アメリカ合衆国の深い深い闇が見られるはず。

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mar

5.0とんでもないくらいドキドキし胸が締め付けられる

2022年10月27日
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鑑賞方法:VOD
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たやん

3.5実話際に起きた悲劇の物語

2022年10月6日
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9.11でハイジャックされた4機のうち、唯一目標に到達できなかった飛行機の話。

歴史上の事実が映画によって知れる。本やニュースよりも、映画による理解で、より臨場感を持って自分の心にも刻まれる。

当時、この飛行機に乗っていた人の気持ちを考えると苦しくなる。

亡くなったすべての乗員乗客、そして9.11でお亡くなりになられたすべての人のご冥福をお祈り申し上げます。

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hiro

4.5神の意志とは

2022年9月16日
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鑑賞方法:TV地上波

悲しい

怖い

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こころ

4.5後10日 今も鮮明に覚えている黒煙

2022年9月1日
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fool

4.02回観て2回とも泣いた

2022年7月18日
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鑑賞方法:DVD/BD

カメラワークや編集がドキュメンタリー風なのだけど、クライマックスにかけて狂気と興奮と絶望が加速する。

本編中BGMは一切なく、緊迫した会話、怒声、悲鳴、警告音が観ている者をその場にいるような錯覚に引き摺り込む。

最後、いつから鳴っていたのかBGMだけが静かに流れ、哀しみの余韻が押し寄せる。

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キムラ

5.0衝撃過ぎる問題作

2022年7月1日
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ジェット

5.0史上最高のサスペンス but 黙祷

2022年6月17日
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サスペンス、スリラー、ショッカー全て満点。
管制室と機内だけでここまでの緊迫感は驚異的です。
結末を覚えていても心臓バクバクです。
特に、突然発生した大惨事に情報錯綜、指示混乱のパニック状況を、観ている側にも何だかよくわからないように敢えて混乱を引き起こさせるような演出がリアリズム超ど級でした。
でも実話ですからね、映画としての素晴らしさを単に賞賛するだけでいいのかな? 黙祷

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越後屋

4.0これは

2022年5月9日
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鑑賞方法:VOD

泣ける

悲しい

怖い

観た方が良いですね
観た人にしか伝わらないでしょう
悲しい映画ですが、、、、、
自分は観て良かったし、
改めて色々考えさせられました。

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T-KAZU

3.5騒乱の中にある静寂に注目。

2022年1月18日
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鑑賞方法:TV地上波
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すっかん

5.0何が起きてんだ!

2021年10月3日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

9.11でハイジャックされた4機のうち、目標に到達できなかった1機を描く。
9.11の朝からの地上の様子も生々しく、当時の混乱ぶりが伺える。
機内の様子は綿密な調査からの再現ドラマのようで、緊迫度は半端ない。

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いやよセブン

4.0驚愕のノンフィクション

2021年9月17日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

手に汗握り引き込まれました。凄かったです。

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tuna

4.5命をおもちゃにされた人達。

2021年9月15日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

911事件で、目的地に唯一辿り着くことができなかった機体があった。
その機体の中で恐らく乗客達が必死に抵抗したと思われる内部の様子を再現したもの。

想像を超える恐怖の中での、乗客達の勇気。
20年経っても宗教問題が変わっていない現実。
死んだ人達の命が無駄にならない為にも色々な人達が見た方がいいと思った。

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April

5.0単なるドキュメンタリー映画ではありません 21世紀とは何か? 私達の文明の価値とは何か?まで問うているのです

2021年8月11日
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鑑賞方法:DVD/BD

2001年9月11日火曜日、
午前8時45分から10時半頃までの短時間にハイジャックされた4機の旅客機が次々とビルに激突し、1機は墜落しました
本作のタイトルは、その墜落した1機の便名ユナイテッド航空93便のこと

日本時間は夜の9時45分から11時半頃のこと
あなたはその時何をしていたでしょうか?
米国人なら誰もが鮮明にその時のことを思い出せるそうです

日本人でも思い出せる人は多いと思います
終電近い電車で疲れ果てて帰ってきてテレビの映像を見てまるで特撮映画だ!と驚愕したものでした

今日は2021年8月11日
あと1ヵ月でちょうど20年です
テレビの前で衝撃を受けた人、まだ子供だった人、まだ生まれても無かった世代の人もいることでしょう

もしかしたら、現地に居合わせた人もいるかもしれません
あれから何ヶ月もアメリカに入出国出来なくなったことも思いだしました

21世紀はこのような形で幕をあけたのです

本作の序盤はNYのおとなりニュージャージー州のニューアーク国際空港のシーンです
マンハッタンから車で30分くらいですから羽田みたいなもんです
8時発サンフランシスコ行き
日本なら大阪伊丹便みたいなもの
光景はどこの空港でもおなじみのありふれたもの
しかしこの便に乗り合わせた者は全員死ぬことを私達は事実として知っています

機材は757、日本の航空会社は採用してないので国内ではまず見かけない飛行機です
182人乗りなのに乗員乗客は44名しか搭乗してないのでガラガラです
5時間掛かるので、ガチのビジネス客は昼1時過ぎ着の便では仕事にならないのでもっと早朝の便に乗っているのでしょう

それが2021年の私達には、なんとも大昔のんびりした牧歌的光景に見えます

911、テロ戦争、コロナパンデミックを経て、私達の目にはもはや取り戻せない楽園の日々の光景に見えるのです

常に緊張にさらされて生きて行かねばならない時代に私達は置かれているのです

戦いは遠い外地ではなく
頭の上に突然降って墜ちるかもしれないのです

1982年、「第三の波」アルビン・トフラー
1992年、「歴史の終わり」フランシス・フクヤマ
1996年、「文明の衝突」サミュエル・P・ハンティントン

21世紀はこの3冊の著作でデザインされた世紀であると思います

前二つの本は、その後の世界がなる程その論説通りの展開を示し、21世紀の土台を形作っていきました
ところが最後の一冊の意味は単に文明の分類くらいの一般論の本にしか捉えていませんでした

しかしそれは21世紀の幕明けとともに、いきなり911として、こういう意味なのだ!と人類に教育を施したのでした

今もこの3冊が21世紀を支配していると思います
この3冊を真剣に読んだのは、中国人とイスラム教徒であったことが、いまならはっきりわかります

燃えて黒煙を上げ、やがて崩落していくWTC のニュース映像
ペンタゴンの突入映像
そして本作のユナイテッド93便が墜落したクレーター

雷鳴が轟いたかのように、21世紀とはこのような世紀であるのだ!との啓示をうけたものでした

私達のそれまでの文明が崩れ去っていく光景に、WTC の崩壊は自分の目には見えたのです

そしてさらにコロナ禍まで留めを刺すかのように襲いかかって来たのです

序盤の楽園のような日々を私達は取り戻せるのでしょうか?

誰もマスクなぞせずスキンシップを交わし、保安検査もそれなり程度の平安な日々
それを次世代に取り戻してあげる責任が、この911を目撃した私達の世代にはあるのです

単に話せば分かる
車座になって酒を飲み交わせば分かり合える
ナンセンス!

そんなナイーブなことは有り得ないことは、本作をみたなら誰もが分かると思います

これは文明の衝突そのものなのです
本作の乗客達のように、立ち向かって戦うしかないのです

私達は、いつかまたユナイテッド93に乗り合わせるかも知れません
それは自分であるかもしれません
あなたであるかも知れないのです

本作の乗客のように自分は勇気を持って戦いに参加できるのだろうか?
あなたはできますか?

座席の後ろに隠れてもなにも解決しないのです

ユナイテッド航空93便
2001年9月11日火曜日現地時間10時3分11秒
日本時間同日午後11時3分

ペンシルベニア州ピッツバーグ郊外シャンクスヴィルの農地に真っ逆さまに猛速度で墜落
巨大なクレーターができたのです

ワシントンDCまであと200キロ
ホワイトハウスか議会議事堂に突入していたはずです
劇中の犯人のセリフの通り飛行機なら20分くらいの距離

自分達の命を救うための戦い
しかし文明を救う戦いであったのです
本当の英雄達です

ボーンアイデンティティシリーズのポール・グリーングラス監督作品

ボーン・スプレマシーとボーン・アルティメイタムの間に撮られた作品です

彼のドキュメンタリー映画出身の作風と、異様なまでのリアリティを追求した製作姿勢が作品の緊張感と現実感を圧倒的なまでに高めています
ジッロ・ポンテコルヴォ監督の1966年の「アルジェの戦い」の正統なネオリアリズモの系譜に連なる作品です

誠実な製作姿勢には心を打たれます
感動しました、しばらく動けなくなりました

DVD の特典映像に、本作の俳優何人かが、彼ら彼女たちが演じた本人の遺族を訪ねて交流しているものがあります
結構長いものですが絶対ご覧になるべきだと思います

単なるドキュメンタリー映画ではありません
21世紀とは何か?
私達の文明の価値とは何か?まで問うているのです

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あき240

5.0永久保存版🙆‍♂️

2021年5月7日
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緊迫感がえげつない。衝撃的な映画だ。

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@Jankichi@

4.0ー実話ー

2021年2月1日
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鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

怖い

怒りしか込み上げてこない。

被害者の恐怖は計り知れない。
生きる希望を持って立ち向かった人達は強すぎる。

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x_x1020yam

4.0あの信じられない光景をTVで呆然と眺めてから、今日でもう6年。 思...

2021年1月25日
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あの信じられない光景をTVで呆然と眺めてから、今日でもう6年。
思わず「これ映画じゃないよね? 現実だよね?」と確かめたのを覚えてる。

狙ったわけではないけれど、偶然昨日この映画を見た。
今でも謎が多く、さまざまな憶測が飛び交う911同時多発テロ。
その中で、英雄伝説のように語り継がれることになったUA93。

正直、もっと白ける内容(単なるヒーロー物語)かと思ってた。
見始めたら、釘付けになった。

数名の乗客にフォーカスしなかったこと
機内だけではなく、管制室や軍の状態も入れたこと、すべてのシーンを細かく切り分けて、混乱を表現したこと
これが正解だったのかもしれない。

この映画がどこまで機内の事実を描けているかは未知数だけれど、地上での動き、軍の動きは、結構現実に近かったのだろうと思う。

誰も想定できない事件だったのだろうが、「世界の警察」と豪語するアメリカの危機管理能力もこの程度のものか、と。

あの事件は、テロリストたちの狙いが余りに的確で、用意周到だったのだと、改めて寒気がした。
どんな軍事大国だろうと、どんな近代国家だろうと、すべてを管理することなど不可能で、穴だらけだ。

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UNEmi