スミス夫妻

劇場公開日:

解説

 ヒッチコックがアメリカで製作した唯一の純コメディ作品。デビットとアンはごく普通の結婚生活を送っていた。しかしある日、弁護士から手続き不十分により、法的には結婚が認められていないと指摘され……。彼の作品への出演を熱望していたキャロル・ロンバートのために製作されたといわれている。キャロルは、31歳の時クラーク・ゲーブルと再婚したが、今作の翌年、飛行機事故で不慮の死を遂げている。

1941年製作/95分/アメリカ
原題または英題:Mr.and Mrs.Smith
劇場公開日:1989年

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

映画レビュー

3.0熱心なヒッチコックファンが、ヒッチコック作品を全部観たと豪語するためにはこれも観ないとならないというだけのそんな位置付けの映画です

2025年1月9日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

スミス夫妻
同名の映画が1989年にありますが、内容は全く別物です
本作は1941年製作のヒッチコック監督の白黒作品です
ややこしいことに本作の公開は製作当時には結局されずに、後にテレビ放映があった程度
つまりお蔵入り同然の作品です
それが1989年になってその同名映画が公開されるタイミングで初めて劇場公開されました
なので新旧ゴチャゴチャになりがちの映画です

本作はヒッチコック作品なれどスリルもサスペンスも無しです
ゼロです本当に
ただどのヒッチコック作品の中にも少なからずあるユーモアだけをギーュッと絞り出して練り固めたというべき作品で、彼の作品の中では極めて異色です
なのでヒッチコック作品をあまり観たことがないという方には全くお勧めできません
これがヒッチコック映画の作風なのかととんでもなく間違ったイメージを持ってしまうことになるからです
本作はヒッチコック作品を観尽くしてしまった熱心なヒッチコックファンが最後の最後に観るべき映画かとおもいます
内容はないです
ラブラブ夫婦があるすれ違いから巻き起こる夫婦喧嘩のただのコメディです
熱心なヒッチコックファンが、ヒッチコック作品を全部観たと豪語するためにはこれも観ないとならないというだけのそんな位置付けの映画です
1989年の同名映画もそれを知っているというようなコアな映画ファンにも響くだろうという宣伝効果をねらってわざと同名にしたのではないでしょうか?

コメントする (0件)
共感した! 0件)
あき240

2.5意外ではあるが・・・

2020年11月17日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

ヒッチコック作品としては異色だと思うけど
はっきり言って毒にも薬にもならない作品。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
バル

他のユーザーは「スミス夫妻」以外にこんな作品をCheck-inしています。