知りすぎていた男

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解説

英国時代にヒッチコックが作った「暗殺者の家」の再映画化で、原作はチャールズ・ベネットとP・B・ウィンダム・ルイス。脚色は「ハリーの災難」のジョン・マイケル・ヘイズとアンガス・マクフェイル、撮影監督は、「ハリーの災難」のロバート・バークス。音楽はバーナード・ハーマン。主演は「カービン銃第1号」のジェームズ・スチュアートと「情欲の悪魔」のドリス・デイ。

あらすじ

アメリカの医者ベン・マッケナ(ジェームズ・スチュアート)はブロードウェイのミュージカル・スターだったジョー夫人(ドリス・デイ)と、7歳になる息子ハンクを連れて、パリでひらかれた医学会議に出席した後フランス領モロッコへ旅をした。カサブランカからマラケシュへ行く途中、バスの中でマッケナ夫妻がアラビア人の男に捕って困っているとき、ルイ・ベルナール(D・ジェラン)というフランス人の若い男に助けられる。マラケシュに着いた時、ベルナールをカクテル・パーティにさそう。ベルナールは後で一緒にアラビア料理店へ行くことを条件として招待に応じる。その夜マッケナ夫妻はホテルにベルナールを招く。数分後、ノックの音が聞こえて、ジョーがドアを開けると1人の男が廊下に立っていた。その男はベルナールの姿を見つけると、部屋をまちがえたと云って、あわてて帰って行く。突然ベルナールはベンとジョーをアラビア料理店に連れて行くことが出来なくなったと云い急いで部屋を出て行った。マッケナ夫妻が2人だけで食事に出かけるとイギリス人のドレイトン夫妻がジョーの姿を認めて話しかけてきた。翌日、ベンとドレイトン夫妻と一緒にマラケシュの市場を見物に出かける。辺りがさわがしくなって、1人のアラビア人が何者かに殺される。アラビア人は息をひきとるまえにベンの耳に秘密を告げた。しかも、アラビア人と思ったのは、ルイ・ベルナールの変装だった。マッケナ夫妻は証人として警察に連れて行かれた。ドレイトン夫人はハンクを連れてホテルに帰る。ベンに不思議な電話がかかる。ベルナールが最後に云った「アンブローズ・チャペル」という謎の言葉を話したらハンクを殺すという脅迫だった。ベンはハンクのことが気になるので、一緒にきたドレイトンを先にホテルに帰らせて様子を探らせることにする。マッケナ夫妻が釈放されて、ホテルに戻るとドレイトン夫妻はすでにモヌケのカラ。ベンとジョーは後を追ってロンドンに向かう。ロンドンに着くと、ブキャナン警視が待っていて、ハンクの誘拐されたことを知っており、ベルナールは暗殺計画を知るためにマラケシュに派遣されたフランスのスパイだったと告げる。ベルナールの最後の言葉だけが謎をとく鍵であるとブキャナンは云ったが、ハンクの生命が危険にさらされるのをおそれて、ベンは謎の言葉を教えることを拒んだ。ベンは「アンブローズ・チャペル」という言葉をたよりに捜査を続け、それが教会であることを知る。ドレイトンはこの教会を預かっている牧師で、暗殺計画はこの礼拝堂を中心に画策されていた。ベンは教会の中に入りハンクを救い出そうとするが、ドレイトンに妨げられ、ハンクは大使館に連れて行かれた。暗殺はアルバート・ホールの音楽会で、ヨーロッパの某国の首相を倒すことだった。一方、ジョーは事情をブキャナンに知らせるためにアルバート・ホールへ赴いたが、音楽会に来ている筈なのに姿が見えなかった。狙われている首相の正面のボックスに暗殺者のリアンがいる。リアンはオーケストラに耳をすませて機会を待っていた。ベンが教会からかけつけてきた。暗殺はシンバルが鳴ると同時に行われる。リアンがピストルをかまえて狙う。ジョーは叫び声をあげ、ベンがリアンにおどりかかる。リアンは逃げようとして、ボックスに落ちて死ぬ。ベンはハンクが大使館に監禁されていることをブキャナンに告げて、救助を頼むが、大使館は治外法権になっているので、捜索は不可能だった。ジョーは大使館のパーティにベンとともに招いて貰う。ジョーはパーティで得意の歌をうたい、ハンクに聞かせて口笛でこたえさせようとした。ベンはハンクの口笛をたよりに監禁されている部屋を探し出し、ドレイトンがハンクを連れ出そうとしているところに襲いかかる。ドレイトンは階段から足を踏み外して死ぬ。ベンとジョーはやっとハンクをとりもどし、悪魔のような事件から解放される。

1956年製作/アメリカ
原題:The Man Who Knew Too Much
配給:パラマウント映画

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映画レビュー

4.0変態映画でない方のヒッチコック映画の佳作!

2019年6月5日
Androidアプリから投稿
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もーさん

5.0ヒッチコックが最も油の乗っていた時期の最高峰の傑作だ

あき240さん
2019年3月2日
Androidアプリから投稿

ヒッチコック映画の最高峰のひとつ
正に何から何まで映画作りの名人の技
最高の娯楽映画だ

本作はもともと1934年の暗殺者の家のセルフリメイク、原題はThe Man Who Knew Too Muchで同名
だから彼の中で特に熟成された作品だといえる

音楽が中心になる作品だから、そこに歌手のドリス・デイを起用する配役も素晴らしい
そして彼女に歌わせる主題歌ケセラセラもまた素晴らしい!
あの世界的な有名曲で映画音楽の枠を超えて永遠のオーディーズポップスだ
また二度登場するその使い方も感嘆するばかり
特に二度目の歌唱シーンは息子の無事を知る為に声を張り上げ、息子ごそれに指笛の歌で応えるシーンは感動を呼び涙がこぼれる

ドリス・デイは歌ばかりか演技も見事で、息子の誘拐を知って錯乱するシーンでの演技力はどんな大女優にも負けない完璧さだ

ジェームズ・ステュアートとヒッチコックの相性はもちろん最高で言うこと無し
安心して観ていられる

圧巻なのはロイヤルアルバートホールでのロンドンフィルオーケストラの公演シーンだ
冒頭と後半の二度登場する

指揮者は音楽担当のバーナード・ハーマンその人
曲は1934年のオリジナル曲を彼が編曲し直したもの
弦楽器、ソリスト、コーラスと展開し
ティパニーの連打、そしてシンバルの一撃!
気持ちよさそうに指揮棒をふるバーナード・ハーマン
彼はなんと本人役となっており、本編のロイヤルアルバートホールの入口のポスターに曲名と共に彼の名前がデカデカと大書きされているシーンがある

無数の映画の歴史の中でも最高の音楽の使い方ではないだろうか

ユーモアやウイットも見事な配分で、全てが解決して最後の最後のユーモアなラストシーンで終わらせるのは見事というしかない

ヒッチコックが最も油の乗っていた時期の最高峰の傑作だ

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あき240

3.5マッケンナ一家vs巨大な陰謀

2018年4月29日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

怖い

単純

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ひろっぴ

3.03.0

onakaさん
2017年6月30日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

まあおもしろかったけど、期待が高かったからなんとなく残念。
なんでこれほど有名で評価されているのかわからない。

おもしろかったけどね。

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onaka
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