ストレンジャー・ザン・パラダイス

ALLTIME BEST

劇場公開日:1986年4月19日

解説・あらすじ

ジム・ジャームッシュ監督が1984年カンヌ国際映画祭でカメラドールを受賞し、独特のオフビート感覚で一世を風靡した記念碑的作品。ニューヨークで気まま暮らしをしているウィリーが、ハンガリーから渡米してくる従妹エヴァをしばらく預かることになる。最初は彼女を邪険に扱っていたウィリーだったが、同じ時間を過ごすうちに徐々に打ち解けていく。ウィリーの仲間エディも加わった3人で、とりとめのない日々を送るが、ウィリーもエディも、ともにエヴァのことが気になり始めて……。

1984年製作/90分/アメリカ・西ドイツ合作
原題または英題:Stranger Than Paradise
配給:フランス映画社
劇場公開日:1986年4月19日

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(C)1984 CINESTHESIA PRODUCTIONS INC. New York All Rights Reserved

映画レビュー

4.0 オフビートの温度

2024年4月19日
PCから投稿
鑑賞方法:その他

映像の温度がすごい。カットが大胆すぎる。
説明されない余白を感じる映画なのだとしみじみ。
また「東京物語」に言及されてて、興奮した。
あと、登場人物が映画をみるシーン、「パターソン」でもみたからおもしろかった。

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まぬままおま

3.5 ダルいのに楽しくなってくる

2025年9月16日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

今さらながらジム・ジャームッシュ監督作品が気になりはじめ「ナイト・オン・ザ・プラネット」「パーマネント・バケーション」に続いて本作も鑑賞。
「パーマネント・バケーション」ほどではないにしろやはり相当独特な世界観。
ストーリーとして意味はじゅうぶんわかる。うん、わかるがなぜこれをテーマに映画を撮ったかがよくわからない。
でも、ダルいやり取りの連続は観ていてなぜか楽しくなってきてクセになる。「ワニを窒息させる」なんてわけわからんのに面白くなってくるから不思議だ。
観はじめは、もういいかな…と思うのに、観終えるとあと1作くらいは観てみようかなと思える。やはりだんだん本監督の魅力にとりつかれてきているのか。
ところで、本作をモノクロで撮った意味はどのあたりだろうか?

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いけい

3.0 むずい

2025年8月24日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

公開当時から話題になっていて気になっていましたが、何となく観てませんでした(ロードムービー系はどうにも苦手で…汗;)。モノクロで描かれるのは、摩天楼のニュー・ヨークではない荒廃した街並みだったり、開放的な夏のフロリダではない寒々とした海岸だったりします。主人公たちもどこか鬱屈していて、やり場のない感情を持て余しながら、どこにもない理想を探しあぐねているような閉塞的な雰囲気が感じられました。本作はコメディとジム・ジャームッシュ監督が語っているようですが、そのおかしさを肌で感じるのは、個人的には容易ではありませんでした。ただ、観賞後にいくつかのネタバレ解説を読んで初めてわかり、本作がさりげなく周到に作られている世界観が理解できると、俄然、面白さを感じることができました。楽園よりストレンジャーを生きる、そんな主人公たちの生き様に少し愛を感じました。

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赤ヒゲ

3.0 オフビートとは

2025年7月26日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

驚く

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spicaM