十二人の怒れる男

ALLTIME BEST

劇場公開日:1959年

解説・あらすじ

ニューヨークの裁判所。18歳の不良少年が実父殺害の容疑で裁かれようとしていた。12人の陪審員たちは評決の投票をするが、ただひとり陪審員8番だけが無罪を主張し、改めて審議が行なわれることに。それでなくても疲れきっていた11人は苛立つが、8番の説得によって次々と無罪に転じていく。はたして審議の行方は? レジナルド・ローズ脚本のテレビドラマを映画化。シドニー・ルメットがこの作品で映画初監督を飾った。

1957年製作/96分/G/アメリカ
原題または英題:12 Angry Men
劇場公開日:1959年

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第15回 ゴールデングローブ賞(1958年)

ノミネート

最優秀作品賞(ドラマ)  
最優秀主演男優賞(ドラマ) ヘンリー・フォンダ
最優秀助演男優賞 リー・J・コッブ
最優秀監督賞 シドニー・ルメット
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写真:Album/アフロ

映画レビュー

4.0遠い他人が、一人の人間になるまで。

2025年7月11日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
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すっかん

3.5素晴らしき会話劇

2025年7月20日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

知的

ドキドキ

仕事でこれの演劇を見た。
なかなか面白かったので、これは映画版も見てみようと思った。
当たり前なのだが、まったく一緒だった。
セリフもそうだし、それ以外の雰囲気も同じ。
ていうか、初見だったのもあって、むしろ演劇版のほうが面白かったまである。
特に最後の人が無罪に移る場面なんて、演劇の方が溜めて溜めて迫力があった。
部屋の中で行われる映画で、回想シーンなどもないからほんとに同じ部屋でずっと進んでいく。

疑わしきは罰せず。それが如何に重要なのかを知る。

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りんちゃん

4.5オジサンたちの会話劇

2025年6月15日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

ほぼほぼひとつの部屋でオジサンたちが話し合っている物語なんですが、恐ろしいほどの見応え。
少しずつ覆っていく様が面白い。

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piper

5.0アメリカ版半沢直樹

2025年5月28日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

口角泡を飛ばすとはこのこと。とにかくむさ苦しい汗まみれの男たちが怒鳴る怒鳴る。
社会のため、誇りのため、偏見のため、つまりは自己防衛のために議論がぶつかり汗まみれになる。
議論によって表層が剥がれ、剥き出しになった人格の生々しさが癖になる。
室内劇の大傑作。観てよかった。

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悠