ギター弾きの恋

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劇場公開日:

ギター弾きの恋

解説

ウッディ・アレン監督がショーン・ペンを主演に迎え、ジャズ黄金期のアメリカを舞台に天才ギタリストの不器用な恋の行方をつづったラブストーリー。

1930年代。偉大なジャズギタリスト、ジャンゴ・ラインハルトに次ぐ“世界で2番目”のギタリストを自称するエメット・レイは、音楽の才能に恵まれながらも、演奏をすっぽかしたり女遊びに明け暮れたりと、身勝手で自堕落な毎日を送っていた。そんなある日、彼は演奏のために訪れたニュージャージーで、口のきけない純真な女性ハッティと出会う。やがて2人は愛し合うようになるが、気まぐれなエメットはハッティを捨て、上流階級出身のブランチと衝動的に結婚してしまう。

主人公エメットをペン、彼と恋に落ちるハッティをサマンサ・モートンが演じ、第72回アカデミー主演男優賞&主演女優賞にそれぞれノミネートされた。

1999年製作/95分/アメリカ
原題または英題:Sweet and Lowdown
配給:ギャガ・コミュニケーションズ
劇場公開日:2001年3月17日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第57回 ゴールデングローブ賞(2000年)

ノミネート

最優秀主演男優賞(コメディ/ミュージカル) ショーン・ペン
最優秀助演女優賞 サマンサ・モートン
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映画レビュー

4.0ウディ・アレン久々の傑作。主人公はとても共感出来ないキャラクターなのに鑑賞後切なさとやるせなさとか漂う。一級の中編映画文学だろう。ショーン・ペンがこんなに良い役者だと思ったのもはじめて。

2023年5月10日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

①ハリエットに復縁を仄めかした時、ハリエットが結婚して子供もいることを知るシーン、メモを書くハリエットを撮した後は延々とエメットの表情だけを撮していく。この時のショーン・ペンの演技が凄い、舌を巻いた。 ②30年代ファッションを纏ったユマ・サーマンもなかなか魅力的。 ③でも、これって元ネタはフェリーニの『道』だよね。

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もーさん

4.0彼氏にしてやったりの映画

2020年1月14日
iPhoneアプリから投稿

『道』好きな彼氏はこの主人公みたいなヤツで、あー好きそーと思ってたけど、途中からキュートになって主人公が愛しくなってきた。 男の恋心がかなり複雑で面倒くさいのを知った作品。舞台セットとか質感が独特でムーディーなのも好き。

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300

4.0実話だと思ってた・・・汗

2019年8月9日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 全編を通して1930年代のジャズが流れ、心地よかった。酒やドラッグに溺れてしまい早死してしまうミュージシャンは多いが、彼もその1人なのであろう。また、天才的なミュージシャンというのは何故か特異な趣味や性癖があるものだ。彼の場合は汽車を眺めることとねずみ撃ち。  ギタリストを目指していた私もミュージシャン気取りでいたときに、「変だ」と人によく言われていたのでエメット共感できるところがあった(今は普通のおじさんです)。 ミュージシャンの伝記のような映画は何か楽器をやってないとのめり込めないのかなぁ。。と思ってみたりもする。。。

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kossy

4.0強い男は、弱い女の前では弱くなるんだなと学んだ。ウッディ・アレンの...

2017年5月30日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

強い男は、弱い女の前では弱くなるんだなと学んだ。ウッディ・アレンの映画大好きだな〜

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徳井でか美