劇場公開日:2005年7月16日
解説
南極の過酷な自然の中で生きる皇帝ペンギンたちの求愛から子育てまでを追い、フランスで大ヒットを記録したドキュメンタリー。動物行動学の研究者であるリュック・ジャケ監督が8880時間にわたって撮影した映像をもとに、ペンギンの心の声をナレーションで挿入するなどの演出を施し、ペンギンたちの生態を感動的に描き出す。
南極に冬が到来する3月、多くの生物が暖かい北へ移動する中、皇帝ペンギンたちは南へと向かって旅を始める。彼らは外敵が近づきにくい氷山に囲まれた土地で、パートナーを見つけるための求愛行動をする。5月末、産卵を終えた母親たちは卵を父親に託し、餌を求めて遠く離れた海へと旅立つ。
アメリカ公開版ではモーガン・フリーマンがナレーションを務め、2006年・第78回アカデミー長編ドキュメンタリー賞を受賞。2017年には続編「皇帝ペンギン ただいま」が製作された。
2005年製作/86分/フランス
原題または英題:La marche de l'empereur
配給:ギャガ・コミュニケーションズ
劇場公開日:2005年7月16日
スタッフ・キャスト
- 監督
- リュック・ジャケ
- 製作
- イブ・ダロンド
- クリストフ・リウー
- エマニュエル・プリウー
- 脚本
- リュック・ジャケ
- 撮影
- ロラン・シャレ
- ジェローム・メゾン
- 音楽
- エミリー・シモン
- 英語版ナレーション
- モーガン・フリーマン
受賞歴
第78回 アカデミー賞(2006年)
受賞
長編ドキュメンタリー賞 |
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