サランドラ
解説
トレーラーで旅していたボブ・カーターとその家族一行はかつて核の実験場だった民間人立ち入り禁止エリアに迷い込む。しかもそこで車が故障。荒野の真ん中で立ち往生するボブたちはやがて思わぬ恐怖に遭遇する。彼らは異常な殺人鬼一家に襲われ、次々と犠牲に。しかも赤ん坊も連れ去られてしまい……。ウェス・クレイブン監督の初期傑作ホラー。06年にクレイブン製作によるリメイク版も公開された。
1977年製作/90分/アメリカ
原題:The Hills Have Eyes
スタッフ・キャスト
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2021年12月25日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
家族の飼っていたシェパード犬2匹の名前がビューティとビースト。まさに「美女と野獣」なのだが、まずはビューティが悪魔のような家族に襲われ、無残な死を遂げる。痛ましさも当時の映像にしてはエグいものだし、原因も動機もわからないまま恐怖に立ち向かう悲劇の家族なのだった。
立ち寄った古びたガソリンスタンドのオヤジは「早く国道に戻ってLAに向かうべき」だと忠告を受けた家族。途中、車が故障して身動きが取れなくなったのだ。銀婚式夫婦に娘二人と息子一人、そして長女の婿と赤ん坊、犬二匹が砂漠の真ん中で立ち往生するのだった。
空軍や核実験場だったという背景は、社会派的要素をもテーマにしているかと思ってたのに裏切られた。単に取り残された悪魔のような食人家族だったというわけだ。その食人家族はスタンドのオヤジの息子とその家族。砂漠の真ん中にしてはプルート、マーズ、ジュピターとか惑星のネーミングが面白い。
武器は拳銃のみ、弾2個という絶体絶命の状況下で、どうやって襲撃をしのげるのか?頼りなさそうだった婿サマが意外と活躍するし、やはり嫁(?)を殺されたビーストが大活躍!電話もない状況で、CB無線も敵に傍受されているし、意外と知的な食人家族もすごいぞ!クリスマスにぴったりやな(どこがよ~)
2021年2月24日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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この手の作品では登場人物は揃ってアホか、脳ミソお花畑だ。
短気な元警官の爺、その妻(ばあ様)
その娘とその夫(髭)夫妻の乳幼児、爺の長男と長女、飼い犬のビューテイとビーストのシェパード2匹
銃で武装しているけど油断し放題なご家族。
真横に停めてる車でHしててもなんの気兼ねもしない。ガソリン盗まれても気づかない位に神経太い。
飼い犬殺されたのに、家族に異常事態も言えないチキン息子、自信満々でいて実はスタミナ不足な爺から、キャンピングカーは隙だらけ、殺人鬼一家に良いようにされる。
イキったチキン息子は全く役に立たず、殺人鬼一家との前哨戦は乳幼児を奪われて、妻は殺人鬼息子と死闘の末死亡、ばあ様が撃たれて瀕死、この時点で殺人鬼一家にダメージを与えたのは妻と犬のビーストのみ(笑)
ここまでは中々イヤ~な出来具合(笑)
狩猟としてはそれなりにやってきた殺人鬼一家らしいのだが。
そこからは、家族も殺人鬼一家も脊髄反射のような反応でギャーギャー喧しくなっていく。
折角のトランシーバー無線も双方に丸聞こえで有効活用しないまま。
ラストの展開で決定打を与えたワナは殺人鬼一家の知能の低さ故か?
殺人鬼一家の男四名中、二名がビーストに殺られると言うビーストの優秀さに頭が下がる。
ラストのワナとも言えないワナはまぁ仕方ないとして、急激に強気になる女性たちに驚く。さっきまでギャーギャー言ってたのが、そっからオノでガンガン、蛇で…。
中々のバカさ加減で、「こいつら何やってんの?」と突っ込んだ時点で私はこの作品に囚われたので、☆3はつけなきゃいかんと思います(笑)
殺人鬼一家はほぼ全滅と思ったが、巣に残った太ったオバハンとルビーはあの後どうなったんだろう。
2020年12月14日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
1977年当時、全米38州で上映禁止となった問題作!
核実験場だった土地にやって来た旅行者達が、奇形の殺人鬼達(ソニー・ビーンとその一家をモデルにしている)に襲われる様を描いたホラー映画であるが、2006年に公開されたリメイク版 ヒルズ・ハブ・アイズに比べると残虐度の面からは非常におとなしいものの当時の時代背景、撮影技術等を踏まえても、今のこの時代でも充分に楽しめる。ただデジタル・リストア版として今回視聴したが、ヒルズ・ハブ・アイズの冒頭でも用いられていた粒子の粗い映像で見た方が、より背景等に近づけた感はあるのだが・・・・・・・・!
ブルーと演じるスキンヘッドのマイケル・ベリーマンは一見の価値あり!
2019年11月8日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
"B級映画"好きの貴方に観てほしい…どうぞ!(笑)
…怖くないよ。
一応…(笑)
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