イーオン・フラックス
劇場公開日 2006年3月11日
解説
90年代にMTVで放送された人気アニメを「モンスター」のアカデミー女優シャーリーズ・セロン主演で映画化。西暦2415年、外界から壁で隔離された都市ブレーニャには病気も飢えもなかったが、独裁政治により思想の自由は失われていた。反政府組織モニカンの一員、イーオン・フラックスは、組織の命令で独裁者トレバーの命を狙う。だが、この都市には恐るべき秘密が隠されていた。監督は「ガール・ファイト」のカリン・クサマ。
2005年製作/93分/アメリカ
原題:Aeon Flux
配給:ギャガ・コミュニケーションズ
スタッフ・キャスト
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2021年8月31日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
作品ごとに違うキャラクターを作り上げ、肉体的なアプローチからそれを表現していく女優、シャーリーズ・セロン。ただのブロンド美女から、実在の殺人鬼まで、見事に扮し、抜群の存在感を見せつける圧倒的なパフォーマンスは、他の誰にも似ていない彼女だけの特技でしょう。
中でもこの映画は、フィジカルな要素が強く、原作のあるコミックとはちょっと信じられません。セリフが極端に少なく、説明不足な印象も受けますが、世界観は独特の色合いで、引きこまれます。さほど話題にもならなかったのが残念ですが、数あるスーパーヒーロー映画の中でも、変わり種。ディストピアに生きる強い女性を描いたような題材は、この映画がはしりと言ってもいいんじゃないでしょうか。
2018.5.24
2021年5月24日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
未来社会の権力闘争だが、主演のシャーリーズ・セロンの美しさを楽しむ映画。
全編タイツ姿で、見事なプロポーションを披露している。
この時期のセロンの美しさは無敵だ。
2020年7月28日
Androidアプリから投稿
当時から観たいなぁ~とは思っていたけど、テレビでチラ見した時に期待していた感じの雰囲気とは違っていて、なかなか通して観る機会を逃していた作品。
印象としては、シャーリーズセロンがただただ美しいと感じ、それに尽きる作品でした。
とにかく、ポージングに一瞬も気を抜いていない…
ある意味プロ。ハリウッドきっての美しさはこういうことかと。
ストーリーは正直つまらなくて盛り上がりもひとつもない。
安易に運命性を表現しようとして、管理者がイーオンのDNAを残し、「強いから」とか「きっと見つける」とか言っていたけど、そう感じさせる背景が描かれないのでこじつけに感じました。当事者がやっと対面して、フラッシュバックするので過去に繋がりがあるのはわかるけど。
テーマも終盤にやっとわかるけど、この映画のメッセージとしてはとてもいいことを取り上げているのだけど、話の進め方や人物の背景が薄すぎて深く心に刺さらない。もったいない。。
シャーリーズだけではなく、衣装や桜の風景など美しいと 感じるところは多々ありました。
思えば、当時はCGが当たり前になって、近未来を描いている作品が多く、話よりもビジュアルをスタイリッシュに表現している作品が多い風潮にあったような気もします。
個人的には、機械的に美しいシャーリーズも好きだけど、自分の過去を知り表情が少し柔らかさを伴ったシャーリーズの方が好きです。なので、同じ強いシャーリーズでも、この作品よりハンコックの方が断然好き。人間的な演技も大変素晴らしい役者さんなので、やっぱりもったいなかったかな。
2020年6月4日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
潜入ミッションが度々あるものの、それぞれ何の為のミッションか良く分からないので、全部同じに見えて退屈でした。敵幹部の男性が多く、皆同じに見えました。ストーリーの進度が遅く、中盤過ぎに男性が背景を一気に説明するので、オイと言う感じでした。アクションもカットが多くて観辛く、集中砲火の中を走るだけで雑です。「リベリオン」を大幅につまらなくした感じで、「コロナ後にイオンシネマで観たい!!」というタイトルで書きたかったですが、折角セロンを起用したのに画面が安っぽく、終盤に会話で状況を説明するだけで微妙な映画でした。序盤の、針の芝生は残虐で良かったです。
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