グッドモーニング,ベトナム

劇場公開日:

解説

ある1人のDJの姿を通してベトナム戦争を描いた、バリー・レビンソン監督による傑作ヒューマンドラマ。ベトナム戦争真っ只中のサイゴンに、兵士たちの士気高揚のため呼び寄せられた米軍放送の人気DJクロンナウアー。マシンガン・トークとロックンロール満載の彼の放送は、兵士たちから大人気を得る。ところが、彼の型破りな言動に驚いた軍上層部は放送を中止してしまい……。まさにハマリ役のロビン・ウィリアムズの熱演は必見。

1987年製作/アメリカ
原題または英題:Good Morning, Vietnam
配給:ワーナー・ブラザース映画
劇場公開日:1988年10月8日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第45回 ゴールデングローブ賞(1988年)

受賞

最優秀主演男優賞(コメディ/ミュージカル) ロビン・ウィリアムズ
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写真:Album/アフロ

映画レビュー

4.0当時の国際情勢

2024年4月7日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

ベトナム戦争を題材とした反戦映画だが、主人公クロンナウアの陽気さやハイテンションで笑えるDJによって取っつきやすくなっている映画。

反戦映画だけど、当時の国際情勢も考慮しながら観たい。
米軍のラジオ放送が検閲を受けた都合の良い放送だったり、アメリカがベトナム戦争に参戦したりする背景には米ソ冷戦がある。ベトナム戦争に南ベトナムが敗れれば、アメリカはもちろん日本も含めた西側陣営全体に危険が及ぶ当時の国際情勢を考えると、検閲やベトナム戦争への参戦はやむを得ない部分もあると思う。戦後、日本もアメリカが戦うおかげで自国の経済成長に集中できたという恩恵を被っている。とはいえ前線で自らの命をかけて、過酷な状況下で戦う米兵達には、そのような事情は知ったことではない。そんな米兵達の数少ない楽しみになっているのがクロンナウアのDJで、彼らが過酷な日々を生き抜く活力につながっていたことが分かる。

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根岸 圭一

4.0静的プラトゥーン

2022年10月3日
PCから投稿

もう少しコメディサイドと思いきや、これはかなりのメッセンジャーでした。
声高でなくドキュメンタリーの手法を入れながら、静かな撮り方が反戦の意志を強く感じます。
通常メッセージ性は脚本に織り込まれているものですが、この作品に限っては演出の力が大きく寄与してます。
しかし、ウィリアムズ選手の神業マシンガントークは人間国宝級です。

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越後屋

期待していなかったが、思っていた以下だった。

2022年9月28日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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マサシ

4.0今こそ観るべき映画

2022年5月4日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

悲しい

ラジオDJの視点からの戦争を描いた映画。
戦争につきものの情報統制。これによってロシア国民もプーチンに騙され操られている。今こそ観るべき映画ですね。
劇中のラジオから流れる音楽が泣かせます。

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光陽

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