コラテラル

ALLTIME BEST

劇場公開日:2004年10月30日

解説・あらすじ

トム・クルーズが冷酷な殺し屋役に挑んだクライムサスペンス。「Ray レイ」のジェイミー・フォックスが共演し、殺し屋を乗せてしまったタクシー運転手が過ごす悪夢のような一夜を描く。ロサンゼルスの平凡なタクシー運転手マックスは、ある晩、検事の女性アニーを客として乗せ、車内での会話を通して互いに好感を抱く。次に拾ったビジネスマン風の客ヴィンセントは、仕事のため一晩で5カ所を回らなければならないと話し、マックスを専属ドライバーとして雇いたいと依頼。高額の報酬にひかれて引き受けるマックスだったが、実はヴィンセントの正体はプロの殺し屋で、麻薬組織から5人を殺害する任務を請け負っていた。ジェイソン・ステイサムがカメオ出演。監督は「インサイダー」のマイケル・マン。

2004年製作/120分/R15+/アメリカ
原題または英題:Collateral
配給:UIP
劇場公開日:2004年10月30日

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映画レビュー

3.0 トムが最後までマフィア側だったのが新鮮。

2025年11月3日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

興奮

始まってすぐジェイソン・ステイサムが出てきたから「トランスポーター」のスピンオフかと思ったよ。存在感の塊のような俳優を無駄に出さないで!ややこしいわ。笑

タクシー内での運転手と乗客の穏やかな会話劇だったのが、
タクシーの屋根に”あれ”が落ちてきたところから、まったく違うリズムの映画に変わる。
あまりの変わり様が面白い。

「コラテラル」って単語知らなかったけれど、“巻き添え被害”という意味だったのね。
てっきり動物のコヨーテかなんか関係するのかと思った。笑
そういえば、実際にコヨーテ(狼?)みたいな動物が一瞬映ったよね。あれには何か象徴的な意味があったのだろうか。(ひょっとして白髪交じりのトムの風貌と似てるだけ?)

トムがターミネーターみたいだった。最後の息の引き取り方はレプリカント!
人間でありながら非人間的な存在を演じ切っていた。改めて、トム・クルーズの演技力の確かさを感じた。

リムジンの会社をやりたいという夢があるも具体的に動けていないマックスに「リムジンの手付金を払うなど動きだせばいい。なぜやらない?」と詰問するヴィンセント。痛い所突かれて動揺するマックス--------。  ← この件はどう回収されたのだろう?マックスがヴィンセントから逃れようとして車を横転させたのが「一歩踏み出した」ということ?ちょっと違うような。 回収されていないのかな。ここはわかりにくい。

ヴィンセントと対峙する人物や組織がすべて「悪者」に見えてしまう。
本当は逆なのに。
「トム・クルーズ=主役で善人」という固定観念が、いかに強固なものかを思い知らされた。
この点でこの作品はトム・クルーズのキャリアの中でも異色な作品である。

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共感した! 4件)
momokichi

4.0 主人公と悪役の化学反応。その表現が上手い。

2022年7月18日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
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共感した! 11件)
すっかん

3.5 匂う×クサいが生み出したもの

2015年6月14日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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しんざん

5.0 良かったです。

2025年11月1日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

興奮

知的

ドキドキ

 トム・クルーズの悪役ですね。ジェイミー・フォックス、マーク・ラファロ、ハビエル・バルデムとなかなかのキャストですが、トムの渋さが際立ちます。非常な殺し屋、派手なアクションでは無いが(銃撃戦はまあまあ派手だけど爆発したりは無い)一つ一つの動作が凄いです。
 そこそこ深みのある内容で、難しい過ぎず薄っぺら過ぎずな感じです。最初の伏線もキチンと回収。最後はちょっと切ない気も(殺し屋なんだけれども)。
 そう言えばジェイソン・ステイサムも一瞬出てたなぁ。

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池田輝政