アマチュア

劇場公開日:

解説・あらすじ

「ボヘミアン・ラプソディ」でアカデミー賞を受賞したラミ・マレックが主演を務め、戦闘や暗殺については素人のCIA職員の男が、殺された妻の復讐に乗り出す姿を描いたアクションサスペンス。

内気な性格で愛妻家のチャーリー・ヘラーは、CIA本部でサイバー捜査官として働いているが、暗殺の経験もないデスクワーカーだ。最愛の妻とともに平穏な日々を過ごしていたが、ある日、無差別テロ事件で妻を失ったことで、彼の人生は様変わりする。テロリストへの復讐を決意したチャーリーは、特殊任務の訓練を受けるが、教官であるヘンダーソンに「お前に人は殺せない」と諭されてしまう。組織の協力も得られない中、チャーリーは彼ならではの方法でテロリストたちを追い詰めていくが、事件の裏には驚くべき陰謀が潜んでいた。

原作は、スパイ小説を多く手がける作家ロバート・リテルの小説。監督はドラマ「窓際のスパイ」や映画「ONE LIFE 奇跡が繋いだ6000の命」を手がけてきたジェームズ・ホーズ。主人公チャーリーをラミ・マレックが演じ、上官のヘンダーソン役で「マトリックス」のローレンス・フィッシュバーンが共演。

2025年製作/123分/G/アメリカ
原題または英題:The Amateur
配給:ディズニー
劇場公開日:2025年4月11日

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映画レビュー

3.5柔能く剛を制す!?

2025年4月22日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

知的

「ボヘミアン・ラプソディ」で見事なフレディ・マーキュリー役を演じたラミ・マレックが主演とあり、洋画音痴な私も遅ればせながら劇場へ足を運ぶ。スパイ映画もアクション映画も復讐映画も好んでは観ないので、あまり知識のバリエーションはないのだけれども、そんな私でも主人公チャーリーが復讐に向かない人物であることは一目瞭然だ。誰からみても復讐とは縁のなさそうなひ弱に見えるチャーリーがいかにそのミッションを遂げるか?!そこがこの映画の最大の見どころだろう。

妻を失った深い悲しみの中で、あれほど冷静に緻密に計画をたて実行できるというのは、私からすればほんまに「アマチュア」なんかい?って思うのだけれども、その己の悲しみの感情さえも上手くコントロールし、全てを計算のうちに進めていく完璧頭脳派チャーリーのやり方は、筋肉ムキムキのいかにもアクション系俳優がマシンガンを振りかざしてドンパチするアクション系復讐劇よりも、私には斬新でうんと好みではありました。ただそんなに上手く計算通りいくんかなぁ〜とは思いましたけどね🙄
いかにも「お前には復讐は無理そうだ」顔のチャーリーや、いかにも舐められてた女性CIA長官

見た目に騙されて
舐めてる方々は要注意ですよ!

「柔よく剛を制す」

令和の時代、いろんな復讐のカタチがありますからね🤫いちばんそれらしい顔をしていない人がいちばん怖い人だったりします。ホンマ普段温厚いい人の豹変狂気がいっちゃん怖いからね😱ただ今作品の復讐は狂気というより、ただただ「クレバー」のひと言。やっぱり頭のいい人は基本敵に回したくないよね🤫

このラミ・マレックという俳優さん、なんとも言い難い「憂い」がお似合い。ラミ様のギラリとした眼光に触れてしまうと、どうしてもあのフレディが蘇りますよね。名作でしたからね。帰ってもう一度「ボヘミアン・ラプソディ」を観ようと心に決めて劇場を後にしたのでした♪

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共感した! 17件)
ななやお

4.0この世界観をもっと観てみたい。

2025年4月29日
PCから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
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共感した! 8件)
村山章

3.5アマチュアではない笑

2025年6月20日
PCから投稿

楽しい

興奮

知的

冒頭こそ冴えない内勤のCIA職員として描かれているが、本当にそこだけでアマチュアではなかった。考えてみれば007シリーズで唯一ボンドを殺した(致命傷を負わせた)ヴィランのラミ・マレックが脆弱スパイなわけがないのである。
最初の方は主人公がギーク(オタク)キャラっぽく、リュックを背負ったりしてて、花形のジャイアンタイプの凄腕スパイにいじられたりする様子が描かれるが、上司を脅して訓練に入るあたりから「キングスマン」方面へ行くかと思いきや、そっちはそんなに苦労した様子もなく、元々の知性と、妻のための復讐というモチベーションで、それ以降は完全に「ボーン」シリーズ。モヤモヤする展開かと思いきや、わりとバサバサと敵を派手に殺していくので、楽しく観ていられる。
「007」のQや、「ミッション・インポッシブル」のルーサーなど、どのスパイ映画でもハッカー役は凄すぎて、なんなら主人公なしでもハッカーキャラの活躍だけで結構危機を乗り切れちゃうんじゃないかと思わされるが、これはまさしくそういう映画。ラスボスを嵌めるに至ってはハッキング能力凄すぎなうえ、現場のスパイとしても度胸据わりすぎ。
要するに、ギークの観客に、スパイとして活躍する夢を与えるという意味で、「妻のための復讐」と、当初はギークだという入口を設けて、あとは勧善懲悪スパイ物という感じ。つまりスパイの「なろう系」なのだが、訓練後のスパイ像が007的な方向ではなくジェイソン・ボーンなので、訓練自体も「キングスマン」や「レモ第一の挑戦」のようなファンタジックな味付けにならず、リアル寄りの重さがそれなりに維持できていたのがよかった。
ただ「アマチュア」だったのは最初の15分ぐらいかな? ラミ・マレック主演のボーン・シリーズ単体作と考えればOKじゃないでしょうか。

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インステア

3.5観て損はない

2025年6月2日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

中々リズミカルな展開であっという間の2時間だった。

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ゴルフバカ