かくしごと

劇場公開日:2024年6月7日

かくしごと

解説・あらすじ

長編デビュー作「生きてるだけで、愛。」で注目を集めた映像クリエイターの関根光才が杏を主演に迎え、作家・北國浩二の小説「嘘」を映画化したヒューマンミステリー。

絵本作家の千紗子は、長年にわたって絶縁状態となっていた父・孝蔵が認知症を発症したため、仕方なく故郷へ戻って介護をすることに。他人のような父との同居に辟易する日々を過ごしていたある日、彼女は事故で記憶を失った少年を助ける。その少年の身体に虐待の痕跡を見つけた千紗子は少年を守るため、自分が母だと嘘をついて一緒に暮らし始める。認知症が進む父と3人で、最初はぎこちないながらも次第に心を通わせ、新しい家族のかたちを育んでいく千紗子たちだったが……。

千紗子の父・孝蔵を奥田瑛二、少年を中須翔真が演じ、安藤政信、佐津川愛美、酒向芳が共演。

2024年製作/128分/G/日本
配給:ハピネットファントム・スタジオ
劇場公開日:2024年6月7日

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(C)2024「かくしごと」製作委員会

映画レビュー

3.5 不可思議なタッチで再構築されていく関係性

2024年6月28日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

杏という女優には、非常に真っ直ぐな目線と、間違ったことにNOを突きつけるイメージが付随する。本作の監督はその部分を巧妙に活かしながら、主人公を危うい倫理観と母性の隙間へといざなっているかのようだ。日常世界に根を下ろしつつ、ラビットホールに陥っていく不可思議な展開がそこにある。彼女がつく嘘(かくしごと)にはちょっとにわかには信じがたいこと、そんなのバレるだろう、と思えるその場しのぎの嘘がいくつも見受けられるので、序盤は観ている側にとっても不安定な感じが付きまとうし、故郷帰りの新生活にもなかなか心の落ち着く場所が見出せない。しかしそんな空気が徐々に変わる。川を渡す一本綱の上を歩いているような感覚を覚える中、彼女のみならず、認知症の進む父親、血の繋がりのない訳あり少年との間で、嘘が真実を超えるというか、擬似家族的な風が吹き始めるところに見応えがある。特にラストシーンはハッとさせられる仕上がりだ。

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牛津厚信

4.0 問題だらけ

2025年8月16日
iPhoneアプリから投稿

人の人生は問題だらけです。かくしごとが人を救うこともある。ただただ母の愛を埋めるためでした。

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まさ

2.0 罪に罪を重ねたって話

2025年8月10日
スマートフォンから投稿

難しい

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ハシーム

2.5 うまくいくわけない…

2025年7月19日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
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KEI