ARGYLLE アーガイルのレビュー・感想・評価
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さすがのどんでん返し
予告から気になっていたこの作品。
最初は間延びしてる感が少しありましたが、後半にかけてそうきたか!という感じでとても楽しめました!
キングスマンも見続けてる方は、今回この俳優さんはこういう役なんだと楽しめます!
劇中の音楽もよくブライス・ダラス ハワードのアクションも見応えがありました!
奇想天外
スパイ映画好きじゃなくてもおすすめ
私は正直スパイ映画がそんな得意では無い
何が苦手かというと、国の陰謀とか米ソの事情とか、自分があまり興味がない部分で設定が複雑だからだ。えっ今なんで何しにいってるんだっけ?って見ながら追いつけなくなってしまう。
この映画は主人公の空想がなぜ現実で起きてるのか?に主題が置かれていて、スパイとしてのミッションなどは良い意味で雑に描かれている。スパイ映画好きには物足りないのかもしれないが、私はすごく良かった。
戦闘シーンもしっかり気合い入っていて、ユーモアとビジュアルに全振りした戦闘は新感覚で楽しかった。
あとは先の読めない展開にコロコロとされるのも楽しめた。(最後の方はだいたい先が読めたが)
1つ言うのであれば個人的に猫要素はいらなかった。猫を蔑ろにするシーンもあり過剰な保護団体からなんか文句言われないのかな?って無駄な心配してしまったし、猫がいなくてもどのシーンも成立する気がしてならなかった。
Jhonの歌声が聴けて嬉しい
いやー面白い映画ですね。物語は素直に受け入れられます。それでいて次から次へと可笑しくも驚く展開で飽きさせません。
主人公の前半のバタバタ劇が一転痛快颯爽なアクションに喝采です。
予告のネコはこのシーンだったのかぁ、笑えるわぁ。
ただ銃をバンバン打ち放すシーンとかナイフで闘うとかは何とかなりませんかね、折角ダンスやアイススケートとアクションをフュージョンさせたのだからもっと新しいアクションシーンにチャレンジして欲しいものですな
思いがけずJhonの歌声を耳にしてビックリして嬉しかった。子供の頃ヤアヤアヤアとヘルプ、レットイットビーの映画を観たのを思い出した。
字幕で「パリジャンって見えっぱりじゃん」のセリフ、英語では何て言ったのか気になる〜。
若い頃の井上順とイケてるアタック西本
サプライズ・サプライズ
何処にでもいそうな普通のおばさんが実は……!
空想(小説)と現実が錯綜する痛快エンターテイメントコメディ+
アクション.
作品の中に出てくるトゥイスト アンド クラッシュ(twist and crash)のセリフには笑えた。(もっとも、笑っていたのは私だけだったが….)
英語の能力のある人には痛快さが分かると思いますが、一般的な日本人にはピンとこない部分も多いかもしれません。
とはいえ、どう見てもぽっちゃり系のおばさんが、あそこまでアクションをこなせるのは驚き‼️(surprise surprise)
主演のプライス・ダラス・ハワードはかなり訓練をしたか、元々才があったのを作中で上手く隠したのではないかと思います。
アクション映画が好きな人にも楽しめる、良くできた作品です。
魅せるとはこういう事だ
ある日突然、スパイ小説のヒロインになってしまった作家
スパイ小説『アーガイル』で人気作家になったエリー。猫のアルフィーを連れて帰省の途中、見知らぬ男が話しかけてくる。「俺はスパイなんだ。」この瞬間から、この男エイダンと共に次々と危険に巻き込まれる。自分の描いたカッコいいスパイ像とはかけ離れているが、どうやらストーリーと同じことが起きているらしい。「あんたの小説は予言だから、続きを書いてくれ。」……
難解ではないけれど、予想が出来ない展開に二転三転、アクションはかなり笑えますが、ぎりぎり下品にもえげつなくもなっていません。エリーが妄想と現実のギャップに戸惑う姿も面白かったし、何気ないセリフや引っ掛かった出来事はきれいに回収されて、最後はスッキリして楽しかったです。
絶頂なバランス感覚とデティールへのこだわり
キングズマンの監督の最新作ということで鑑賞。
スパイ映画というテーマとそのストーリー設定と展開が王道ではなく斬新で秀逸。
テンポよく進んでく展開は少しだけ難解で飽きることなく、随所に散りばめられているフィクション的コメディ要素に思わずくすっとしたり、楽しい音楽とダンスには魅了され、この世界線で創り上げられた作品に脱帽しました。
思わず頭を悩ませ、ハラハラし、クスッと笑ってしまい、音に乗って、、、飽きることなく作品を通して色んな鑑賞体験をさせてくれる素晴らしい映画でした。
中でも設定が秀逸すぎる。
現実と小説世界の奇妙な繋がりと、その小説の正体が明らかになった時のやられた感たるや。
普通の所謂スパイものとかミステリーものであれば、そこまでの驚きではないのかもだけど、この世界観で話が進んでる中でのこの展開は思わず背筋が伸びる気ぎした。
エンタメ性とストーリー性、アクション性とヒューマン性、そのどれもをバランスよく取り込み一つの作品として綺麗にまとまっている。技術って言うと少し違和感があるけど、絶妙なバランス感覚と、デティールへのこだわりをもってして出来上がってる作品なんだなと。とっても楽しむことが出来ました。
音楽ノリノリでアクション
愉しく観られるスパイ作品
セルフパロディ
いつもの様にイケてない、鈍臭い主人公が一人前になる話。カンフー映画好きの定番の物語。
今回は変化球。完成された人が記憶喪失から己を取り戻す話で、そのメンターとなるのがサムロックウェル。
ま、基本は同じ話ですね。
しかし今回は切り株ゴアは一切なし、ソフトでポップにして恋愛要素強めにし、女、子供向けにしましたって感じで、いつものマシューパイセンを期待すると正直物足りなさはある。でもテンポは良いので詰まらなくはなかったです。しかし、この人はほんっとに子連れ狼が好きなんですね〜それだけは伝わる。でも出だしはポリスストーリーか。
今までずっと子供向けの題材を大人が鑑賞出来るだけのクオリティー、奥深さにしてたのに、これは子供と女子のみがターゲットって感じ、どうしちゃったんだろ…
いつもは良い意味で知能指数低いがこれは悪い意味で低い。人物描写が薄過ぎだし明らかに恋愛要素入れたせいで話の軸がブレてしまっている。あと熱いメッセージ性がどの作品にもあったのにこれには殆どない印象。なので全然入ってこない。現在の状況に振り回されて腐ってはダメだよ?君の精神性、志が人を作るんだよ?そんなメッセージをいつも頂いていた。そうならなかったのは主人公を女性にして恋愛ものにした、いやそういう命令があったとしか思えない…マシューパイセンはこれまでの作品からも真っ当な精神性の人だと思うので、こんなになったのはプロデューサーとかのせいと思う事にする。
意外性のあるストーリーと過剰なほどの演出
キングスマンシリーズのマシュー・ボーン監督による新たなスパイ映画。
「アーガイル」というスパイの活躍する小説を書くエミリー・コンウェイは小説を書いたことにより本物のスパイに狙われる羽目に!
彼女を助けに来たスパイのエイダンと共に危険な逃亡劇に身をゆだねることに――
同じ監督さんの作品だけあって確かにノリがキングスマンシリーズに通じる物があります。
キングスマンも今までのスパイ映画を逆手に取ったような面白さが売りでしたが、
今作ではスパイの活躍を描く小説家という立場でさらにメタ的な要素が強く出ています。
彼女がスパイ組織に狙われる理由は自分には見抜けないぐらいの意外性がありました。
一方で演出が過剰、というか現実離れしているというか。
一言で言えば「けれん味」が強い。
特に『キングスマン』のある部分でそのまま表現すると残酷な描写になる部分をあえてコミカルに描いたシーンがあり、そのやり方がお気に召したのでしょう。
同様の演出手法を使いますが……正直自分には現実離れし過ぎてやりすぎ感が強かった。
監督の愛猫チップくんの演技でプラス☆0.5
格闘シーンはノリの良い音楽で爽快感バッチリ👌
情報量、設定、展開メガ盛り、てんこ盛り
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