ARGYLLE アーガイルのレビュー・感想・評価
全350件中、1~20件目を表示
ソフィア・ブテラの活躍が見たかった
マシュー・ボーン監督の派手でかっこいいアクションの演出は「キック・アス」や「キングスマン」シリーズで大のお気に入り。本作も当然ながらボーン監督らしい見せ場が満載なのだが、VFXに頼り過ぎなせいでいまひとつ乗り切れなかった。アクションシーンで活躍する主要な俳優たちについては、年齢的・体型的に考えて大部分が本人たちの演技ではないのが明らかで( 比較的若いヘンリー・カヴィルは自演のアクションも多いかもだが)、スタントマンのパフォーマンスにポストプロダクションで顔を差し替えたものだろう。もちろん過去のボーン監督作でも使われた手法だが、もっと俳優自身が演じる格闘アクションとのバランスが取れていた気がする。「キングスマン」のガゼル役でボーン監督が世界に知らしめたソフィア・ブテラを本作でも起用しながら、身体能力の高い彼女をアクション場面で活躍させないなんて宝の持ち腐れで、実にもったいない。
作家エリーの小説世界と現実世界が交錯するメタ構造は面白いのだが、CGを多用したシーンの張りぼて感と展開の目まぐるしさも相まって、作り手がフィクションの世界をこねくり回して楽しむことを優先しているような気にもなった。なお構想としては「アーガイル」シリーズが3部作になり、さらに「キングスマン」シリーズともシェアド・ユニバースになるそうで、将来の期待は大きいものの、VFXを偏重しすぎて近年のアメコミヒーロー映画みたいにしないでと切に願う。
これでもかとやり過ぎの見せ場を繰り出すスパイコメディ
作家が陰謀に巻き込まれるサスペンスと思って観たら、コッテリと見せ場を繰り出すスパイコメディでした。アクションの見せ場は後になる程、派手で長時間になっていきます。最後の対決はタイマンなので派手さは減じます。
最初のアクションからコメディー全開なのですが、私はヒロインの狼狽を強調する演出だと勘違いし、主人公二人が悪の組織アジトで反撃を開始するまでコメディーだと気が付きませんでした。
ヒロインの過去があまり説明されないことがテンポの維持に役立っていますが、これで後半に乗れなくなる可能性は有ります。
悪の組織は如何なる悪を成して来きて、これから何を成そうとしているかは語られません。失敗した部下を序盤で粛清する事で悪さを説明しています。
悪の組織の目的は、メンバーの個人情報の入ったデータを取り戻す事です。ヒロインのアイデンティティーを取り戻す事がこの映画のテーマなので、この目的は伏線回収と共に各
登場人物それぞれが一体何者なのだというシナリオにもつながっています。
この骨格の上でハチャメチャを繰り出す事で、やり過ぎでも最後まで観客の興味を維持する事ができるよう作られているのだと思います。但し、私は悪の組織のアジトで主人公二人が反撃してからはやり過ぎのアクションが早く終われば良いと思いました。
鑑賞後の満足度はそこそこ有りました。
マシュー・ボーン「ARGYLLE」いわゆるスタイリッシュスパイアク...
マシュー・ボーン「ARGYLLE」いわゆるスタイリッシュスパイアクションで、テロ組織の情報が隠されたファイルの争奪戦、リゾート地のカーチェイス等、既視感ある展開満載。「キングスマン」ファンには概ね好評みたいだけど、個人的にはダメでした。クライマックスのアクションシーンも辛かったです。
いい意味でのアホやで!!のツッコミを贈ります
えっー、どうなるの???
って、かなり最後の方までハラハラしてました。
途中、まさか夢オチ?なんて思ったりして、
自分の想像力のなさを恥じたりもしていました 笑
この微妙に完璧じゃない
ブライス・ダラス・ハワードとサム・ロックウェルの配役がいい!
スパイっぽくないしー 笑
スケートからのアクションシーンは、もう、最高に可笑しかったです!
いい意味でのアホやで!!ってツッコんでました。
総じて愉快愉快!!
太っちょで悪いんかい?
ダニエル・クレイグ=007と真逆の方向性で楽しく笑えました。ボンドが必ず行くのはお洒落なイタリア、ローマやヴェネツィア、でもこの作品ではのどかなワイン畑が広がるフランスの田舎。いいですね~!
みんながシュッとしてなくて、体型も髪型も全てが微妙なところに気合いと愛と確信犯を感じ喜びつつ見ました!
第5巻と第六感?
ベストセラー作家のエリーが書くスパイ小説が未来を予知しているとして、組織から狙われることとなるが、そこには驚くべき真実が隠されており…といった物語。
可愛い猫ちゃんに加え、コメディ要素もちりばめた激しいスパイアクション作品。
オリジナリティに溢れる展開に加え、戦闘シーンは見ごたえ抜群で飽きないし、二転三転と観客側も騙されるようなつくりは好みなのでとても面白い。
おまけに、アルフィーは勿論エリーも表情豊かでとても可愛らしいですね♪
そんなこんなで前半はとても良かったのですが、衣装チェンジしたあたりから…う~ん、ちょっとなぁ…。ビジュアルとキレのある動きのギャップがなんとも。。
アクション面もちょっと何でもアリ感が出てきて、個人的には前半くらいの感じがちょうどよかったかなぁ~と。
絶体絶命のピンチも、第二のジョブズってストーリー的にはサプライズかもだけど、そんな思い入れ持てるほど出てきてないキャラより、それこそ猫ちゃんが奪う…みたいな活躍をみたかったかも。
しかしながら全体的には、何度も展開が変わり次はどうなるんだろうといったワクワク感が終始続き、もしシリーズ化されるなら次も是非観てみたいと思った作品だった。
どんでん返しと見事なアクション
遅刻して上映30分経過後から見始めたけど、全く気にならずに物語に入り込めた!いやー面白かった!
誰が敵で誰が味方かどんでん返しの連続にハラハラ。
しかし登場人物が多くないので、すんなりと誰が誰か理解できた。
かたやミッションインポッシブルとか007は登場人物やたら多いし変装してるしで、いつも話が難しくて大混乱。
アーガイルは分かりやすいのでハラハラドキドキが楽しい!
そしてヒロインが太ってるのも好感度高い!
現実離れした抜群のプロポーションの女優より、断然この方が良い!
そしてそんな体型でも違和感なくアクションがすごい。
ダンスにスケートに、アクションシーンが見応えが素晴らしい。
見れてよかった。これはおススメ。
何度も驚かせてくれる映画
予告観て面白そうだったので鑑賞!
凄腕エージェントのアーガイルが、謎のスパイ組織の正体に迫る大人気小説「アーガイル」
ハードなシリーズの作者エリー・コンウェイの素顔は、自宅で愛猫のアルフィーと過ごすのが至福の時という平和主義
ですが、新作の物語が実在するスパイ組織の活動とまさかの一致でエリーの人生は大混乱に!
小説の続きをめぐって追われる身となった彼女の前に現れたのは、猫アレルギーのスパイ、エイダン
果たして、出会うはずのなかった二人と一匹の危険なミッションの行方は……
というのがあらすじ!
予告観て気になって観たけど面白かった!
いろいろ二転三転してかなり楽しめました😊
オイルスケートのシーンとかエリーとエイダンの2人でスモークの中で敵を倒すシーンも面白くて笑っちゃいました笑
そして最後はほんとにアーガイルいてびっくりだしキングスマンと繋がりがある感じ…
アーガイルってキングスマンに所属してる?
しかもサミュエル・L・ジャクソンってキングスマンで敵として違う名前の役で出てた気がする…
もし繋がりがあるなら関係あるのかな?
いろいろ気になることが多かった!
面白い映画をありがとうございました☺️
敵の親玉として先に出てた人物が、主人公の〇〇として現れる、とか、 ...
敵の親玉として先に出てた人物が、主人公の〇〇として現れる、とか、
ただの作家だと本人も思ってたはずの主人公が実は……って展開は意外性あって面白かったが、
一番最後の最後、キングスマンとのシェアードユニバースであることとか、
スピンオフで作中小説を実際に映画化かするとか、
映画外の事情を知らないと分かりにくい要素がちょっと伝わりづらかったかな
贅沢な無駄(?)遣い
意外と相性の悪い監督としてのマシュー・ボーン氏。何を観ても、中盤位から何か垂れて来ちゃうんですよねぇ、完全に好みの問題なのでしょうけども。そんなこんなで、リッチー風味の垣間見えるコチラも二の足を踏んでおりましたが、それこそ意外や意外、大好物でございました。「ロマンシング・ストーン」「ザ・ロストシティ」が好きなんだから当然と言えば当然なのだけれども、そこから更に良い感じに捻っているので、中盤どころかエンドロールまで飽きませんでした!特にユニバース化も続編も望んでないが、エイデン(サム・ロックウェル)が活躍するならば喜んで飛び込みますッ!往年のブルース・ウィリスの様な色気がありましたねぇ…素敵。
セルフ二番煎じ…悔しいけど面白い
キングスマン大好きなので、劇場でやってるうちに。
冒頭、なんかイマイチ?と思ったけど、列車シーンあたりからグイグイきた。
マシュー・ボーン節を堪能できます。
カラフル煙幕のアクションシーンや、音楽鳴ってる間だけ操られるとか、まんまキングスマンやん!というのも…
興行的にはコケてると思うんだけど…主演2人にもう少し華があったら流行ったのかなぁ。サム・ロックウェル、若い頃のゲイリー・オールドマンにそっくりで好きだけど。
全体的にストーリーも凝っていて面白いんだけど、キングスマンの方が、魅力的なキャラも多いし中毒性があるのよね。
あと、せっかくならソフィア・ブテラ嬢のアクションが見たかったなー。
キングスマン好きなら好き
ただ、カタカナの名前が
どーしても覚えられなくて
それだけは予習して言ったら良かった
結果、人の名前か組織の?名前かも区別付かずに
終わっちゃったので
それが予備知識として入ってたら
もっと楽しめたと思う。
アクションも良かったけどあんまりスピード感なくて
そういう意味ではイマイチ
騙され感は十二分でした
◉最初の騙され
エリー(ブライス・ダラス・ハワード)の小説中のアーガイルと、現実のスパイのエイダンが絡んで、巻き込まれた小説家は結局、どちらに救われるのか? 二人のエージェントが入れ替わる様がアーガイル柄と言う訳で、話はどんどんファンタジックでコミカルに傾いていった。前半はそんな、とても軽い流れに身を任せていました。何が出てきてもそれなりに愉しいと思っていたんですが、フッと見事に裏切られましたね。もちろん、それは大快感でした。
エリー自身が本物のエージェントで、記憶を失くしていたと言うオチは有りそうなのに、アーガイル柄の二人の男がいたせいもあり、思いつかなかったです。彼女はあくまで護られる側で、でも強い予知能力があり、それで諜報戦にコミットしていくと予想していたのです。小説に加筆したり、書き変えたりして、それにつれてファンタジックに展開がコロコロ変わる。
このへんで、サミュエル・L・ジャクソンが登場して、「ディープフェイク」とか、「記憶は消えることはないけれど、どこまでも沈んでいく」などと呟やいたのも、私にとっては魅惑的でした。騙されながら、更に物語の深部まで引き込まれていくのだと言う気持ち良さ。
◉二度目の騙され
ただ、エリーがアクションにまで参加するとはたまげた。しかしこちらの裏切られには、私は正直言って、ついていけなかった(いや本当は見映えの艶やかさに見惚れたんですけれど)。アーガイルとエイダンを巧みに操って、拗れた路線を修復するとか思ったのに、ご自身が颯爽と参加してしまった。
ブライス・ダラス・ハワードはどちらかと言うまでもなく、上品で控えめで豊満で、蠱惑感一杯で、ソロソロと口説きたいタイプ。発煙筒で五色の煙を撒き散らして、ダンスしながら敵を撃ち尽くしていった、このコミカルで刺激的な展開が、私的にはハマらなかった。エリーならば身体能力よりは、頭脳戦やサイコパワーだったと思うのですが。
第二幕の石油上のアイススケートは、更に残念でした。油やツルツル面での命の取り合いは、時代劇・現代劇などジャンルに拘らず、最高にヒリつくシーンだと思うのですが、うーん、何とも無理目に見えただけに終わってしまった。
私のガッカリは結局、真一文字に貫かれた今作のコミカル+ぶっ飛び路線に(特に後半)、乗り切れなかったせいでしょうね。
楽しかった
レビューを少し読んであまり評判よくない印象を受けてて、ストーリー読んでもいまいち理解できてない状態で観たせいなのか思いの外楽しめた。
ジュラシックワールドシリーズに出てた、ブライスダラハワード主演、彼女のお芝居好き。
新しい感覚
何か、猫のアップの画面が予告編で記憶に残り、見てみました
3月公開なのに、3月末には終了予定とのスケジュール、あまり話題作ではないのかな
騙し、騙される映画で、見ている私も何がストーリーなのか、?でした
最後は、何となくまとまって終わりました
さらに、最後にキングスマンが出てきて、そういえば、そのシリーズだったなと
分かりました
全350件中、1~20件目を表示