13デイズ

劇場公開日:

解説

1962年10月16日、米軍の偵察機がキューバに建設中のミサイル基地を発見した。しかも、この基地には核弾頭が持ち込まれているという。もしそれが事実であれば、アメリカ本土が核の危機にさらされることになる。ケネディ大統領は、アメリカ合衆国建国以来の、ひいては人類全体の未曾有の危機に立ち向かうべく、緊急危機管理チームを召集した……。

2000年製作/145分/アメリカ
原題または英題:Thirteen Days
配給:日本ヘラルド映画
劇場公開日:2000年12月16日

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映画レビュー

5.0世界の終わりはこの時よりも近かくなっているのかも知れません

2025年1月13日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

13デイズ
2000年米国映画
25年前の映画
911もイラク戦争も、もちろんウクライナ戦争も起る以前の公開

公開当時から40年前の実際にあった世界が本当に終わる瀬戸際までいった事件の映画
若干の脚色はあれど大まかなことは映画の通り
登場人物はすべて実在します
21世紀に観るとまるで神話の世界のようです
伝説の巨人達の物語です

劇中にこれは会話なんだ!というせりふがあります
力しか理解できない相手との会話だと

60年昔のことなのに、このときに出来た会話法、ルール、手順、作法そういったものが
ソ連〈ロシア〉との間にできあがって今のこの世界が出来あがっているのです
冷戦はキューバ危機のあと30年も続きソ連崩壊まで一触即発の状態が続いたのはご存じの通り
ソ連崩壊でもう核戦争の危機は去った!そのはずでした
そのソ連崩壊から30年核戦争の危険は忘れ去られたどころか、いまや本作のような世界に逆戻りしてしまってます
ロシアからはレッドラインを越えたら核兵器を使用する!と威嚇されています

なぜ会話が通じなくなったのでしょうか?

ソ連崩壊で核戦争の危機はもうないと酩酊状態になって相手のいうことをお互いにちゃんと聞き取れなくなってしまったのかもしれません

さらには聞く耳を持たない人物が両者陣営とも最高権力者になったいま果たしてこれから会話が成り立つようになるのか暗澹たる気持ちです

そして今の両陣営の指導者達と本作の中に登場す高官達の差か気になります
伝説の巨人達達の大きさといまの人間の小さなこと
もちろん映画ですから本作の中の人物達と比較できるわけはありません

それでも60年昔の実際の高官達よりも今の高官達の方が優れている信頼できるとは言えないようにかんじられ不安になるのてす

中国ともこの会話法を確立しようとしているようですがまだまだ上手く会話できないようです
世界の終わりはこの時よりも近かくなっているのかも知れません

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あき240

4.5歴史の教科書的作品‼️

2025年1月5日
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鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

幸せ

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活動写真愛好家

4.0事実と真実

2024年10月20日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

興奮

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映画イノッチ

4.0海上封鎖は最善策だったと思う

2024年10月6日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

 海上封鎖かキューバ侵攻かを選択する場面において、ケネディ大統領が前者を選択したのは、当時においては最善策だったと思う。アメリカの軍部は核戦争により何千万人もの米国民が死ぬリスクを承知の上で、キューバ侵攻を支持した。それは、作中における軍部の発言を踏まえても、ソ連に対抗するには力でねじ伏せるしかないと考えてのことだろう。

 しかし、そもそも戦争に何千万人もの命を賭ける価値は到底無い。国民の生活を守るための戦争で、かえって絶望的な数の人間が死ぬのは馬鹿げている。その点海上封鎖はバランスの取れた選択肢だと思う。口先だけではなく戦艦を用いてソ連を牽制しつつも、交渉によって平和的な解決を模索することができる。海上封鎖を選択したケネディ大統領らの長期的な目線が、一触即発の事態を回避に導いた。そういった当時の様子を、緊張感あるストーリーとして鑑賞できる大作。

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根岸 圭一