13デイズのレビュー・感想・評価
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日本人にはわかりにくいか?
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冷戦の頃の話。
ソ連がキューバにミサイル配備して、アメリカを攻撃できる態勢をとった。
主人公は大統領補佐官で、大統領周囲の人々と協力し、
何とか事をおさめようとして交渉したり色々する。
結局ソ連が交渉に応じて事なきを得た。
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よくわからない話。
主人公が直接交渉したわけでもないし、活躍が少ない。
これ、もしかして実話で、事後になって公表する目的の映画?
って思うくらい、ひねりもなく平凡な内容だった。
・・・と思ってさっき調べたらキューバ危機がモデルだそうな。
歴史的事実ベースのエンタテインメントで、好感を覚えた
ロジャー・ドナルドソン監督による2000年製作のアメリカ映画。原題:Thirteen Days、配給:日本ヘラルド映画。
1962年10月に起きたキューバ危機を描く。細かいところまでは確認出来ていないが、かなり事実に忠実の様である。
ケビン・コスナー演ずる主人公ケネス・オドネル大統領特別補佐官は当時38歳、司法長官務めるスティーヴン・カルプ演ずるロバート・ケネディ36歳、ブルース・グリーンウッド演ずるジョン・F ・ケネディは45歳で、現在の米政権と比べてその若さには驚かされる。
マイケル・フェアマン 演ずるアドレー・スティーブンソン国連大使のトルコ・ミサイル配備を交渉材料に使う提案、及び国連でのソ連大使館とのやりとりの見事さに驚かされたが、何と事実とか。知恵者という者はいるものだと思った。
対照的に、多くの軍隊関係者はキューバへの空爆による核ミサイル破壊を主張。やはり東西問わず、旧日本陸軍に限らず軍人という存在は国民全体の利益のことを考えられないということを、再認識させられた。そして文民統制が重要という重さを、強く突きつけられた思いがした。
偵察飛行を行なった飛行機が撃墜され、あわや戦争というとこまでいっていたことは驚き。日本は蚊帳の外であったが、世界は危機寸前であったのだ。最後の決断を強いられるケネディ大統領は最近では映画の中でも女狂い等ネガティブな側面も強調されるが、キューバ危機の13日間においては慎重にことを運び、優れたリーダーシップを発揮したことを知った。また、トランプ大統領のこともあり、良し悪しは別であるが、周りで殆どを決めてしまう様に思える日本の総理大臣の神輿的リーダーとは、随分違うとの感想も抱いた。
事実は面白いということか、歴史的な事件を、事実をベースに誇張や大きな物語性は排除し、大統領特別補佐官の視点から淡々と描いたエンタテインメントで、とても良い映画と思った。
製作アーミアン・バーンスタイン、ピーター・O・アーモンド、 ケビン・コスナー、製作総指揮イロナ・ハーツバーグ、マイケル・デ・ルカ、トーマス・A・ブリス 、マーク・エイブラハム。原作アーネスト・R・メイ、脚本デビッド・セルフ、撮影アンジェイ・バートコウィアク、美術J・デニス・ワシントン、衣装アイシス・マッセンデン、編集コンラッド・バフ、音楽トレバー・ジョーンズ。
出演ケビン・コスナー、ブルース・グリーンウッド、スティーブン・カルプ、ディラン・ベイカー、マイケル・フェアマン。
実際に起こりえた第三次世界大戦!!
第三次世界大戦...今まで現実に起こるわけがないと思っていましたがキューバ危機で現実に起こりえた事実だったんだと驚きました。
第二次世界大戦で日本に核爆弾が落ち悲惨な現実を知っているにも関わらずソ連とアメリカは核戦争を起こそうとしたことが許せません。
特にアメリカはソ連とカストロを葬るためかなり戦争をしたがっていてそれを阻止したジョン・F・ケネディは人類の救世主と言っても過言ではありません。
この映画は一部フィクションも含まれているみたいですが史実に基づきキューバ危機の13日間を今現実で起こってる事実と錯覚してしまうぐらいリアルに作られていてまるでそこにいるかのようでした。
彼が国民に愛されていたことがよくわかりました。
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