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パリから凱旋、ビートたけし北野が日本初の個展開催!

2012年4月11日 15:57

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“BEAT TAKESHI KITANO”名義で会見した北野武
“BEAT TAKESHI KITANO”名義で会見した北野武

 [映画.com ニュース] 4月13日から、東京・西新宿の東京オペラシティアートギャラリーで開催される北野武の絵画、オブジェなどを集めた展覧会「BEAT TAKESHI KITANO 絵描き小僧展」に先立ち11日、同会場で北野が現代アーティスト“BEAT TAKESHI KITANO(ビートたけし北野)”名義で会見した。

同展覧会は、2010年3月から6カ月、仏パリでアーティストの活動をサポートしている「カルティエ現代美術財団」で開催され好評を博した展覧会の日本凱旋となり、北野にとって日本初の個展となる。「いろいろ褒められちゃって困っちゃってるんですけど、浅草の花やしきに絵が飾ってある程度」と謙そんしながら「一番の願いは楽しんでもらうこと、それだけです」とアピールした。

監督主演作「アキレスと亀」で、売れない画家を演じた北野は、同作のほか「HANA-BI」「菊次郎の夏」でも自身が描いた作品を披露しており、ユニークなモチーフと鮮やかな色遣いで、独特の作風を確立。今回の日本での個展では、絵画、インスタレーション、映像作品のほか、パリで展示されなかった版画作品も加わり、アミューズメントパークのように楽しめる構成となっている。

北野は「文科系と理科系に分かれた教育がダメだと感じていて、アートにも理数系や自然科学の知識が大いに必要だと思う」と持論を展開。創作の楽しさや喜びを「高い酒を飲んで酔っ払っても、絵を描いていても精神的に同じ酔い方をしている」と例えた。

オフィス北野の森昌行代表は、日本での展覧会開催に「絵画ビジネスに参加するということではありません」と前置きし、北野の絵は売らないと明言。「堅苦しいアートということ以前に、無垢な気持ちで作られた絵やオブジェを、様々な世代の方に楽しんでほしい」と呼びかけた。

カルティエ現代美術財団ゼネラルディレクターのエルベ・シャンデスは「パリはビートたけし北野というけた外れの、予測不可能なアーティストを発見しました。彼の才能はありとあらゆる知性を刺激します。なぜパリの人々はたけしを愛したか、それは彼の精神状態、好奇心、ファンタジーを目に見える形にしたことに成功したからです」と、北野の芸術的才能を褒め称えた。

「BEAT TAKESHI KITANO 絵描き小僧展」は4月13日から開催。9月2日まで。

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