国内映画ランキング : 2020年12月19日~2020年12月20日

映画ランキング : 2020年12月21日発表(毎週火曜更新)

全国週末興行成績:2020年12月19日~2020年12月20日 (全国動員集計)興行通信社提供

順位

先週

作品

公開館数

上映週

1 1 劇場版「鬼滅の刃」無限列車編

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編

配給:東宝、アニプレックス

365 10
2 2 新解釈・三國志

新解釈・三國志

配給:東宝

348 2
3 約束のネバーランド

約束のネバーランド

配給:東宝

340 1
4 3 STAND BY ME ドラえもん2

STAND BY ME ドラえもん2

配給:東宝

379 5
5 劇場版 仮面ライダーゼロワン REAL×TIME 334 1
6 ワンダーウーマン 1984

ワンダーウーマン 1984

配給:ワーナー・ブラザース映画

339 1
7 5 滝沢歌舞伎 ZERO 2020 The Movie

滝沢歌舞伎 ZERO 2020 The Movie

配給:松竹

190 3
8 4 天外者(てんがらもん) 202 2
9 6 劇場版 Fate/Grand Order 神聖円卓領域キャメロット 前編 Wandering; Agateram 177 3
10 ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q

配給:ティ・ジョイ、カラー

- 1

※ファーストラン時点、映画.com調べ

「鬼滅の刃」早ければ今週末にも19年ぶりの歴代首位交代か

12月19日~20日の国内映画ランキング(全国週末興行成績・興行通信社提供)が発表された。今週の動員ランキングは、「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」(東宝/アニプレックス)が土日2日間で動員28万2000人、興収3億9000万円をあげ10週連続で首位を達成した。公開から10週連続での首位は、全国ランキング発表を開始した2004年以来初の快挙。今までの記録だった9週連続1位の3作品「ハウルの動く城」(04)、「アバター」(09)、「君の名は。」(16)を抑え一気にトップに躍り出た。累計では動員2317万人、興収311億円を突破。注目の歴代興収ランキングでは、歴代1位の「千と千尋の神隠し」が今年のリバイバル上映分8.8億円の追加発表により316.8億円となったため、現時点では2位に留まっているが、早ければ次週の発表で19年ぶりの歴代首位交代劇となりそうだ。

先週2位でスタートを切った「新解釈・三國志」(東宝)は、土日2日間で動員27万4000人、興収3億7800万円をあげその順位をキープ。3位には土日2日間で動員21万9000人、興収2億8800万円をあげた「約束のネバーランド」(東宝)が初登場。初日から3日間の累計では動員28万4000人、興収3億7300万円をあげるヒットスタートを切った。

今年6月まで週刊少年ジャンプに連載、2019年にはTVアニメが放映、現在ハリウッドでの実写化企画も進行しているという、話題の“異色”脱獄ファンタジーを「記憶屋 あなたを忘れない」の平川雄一朗のメガホンで実写映画化。昨今活躍が目覚ましい浜辺美波が主役のエマを演じるほか、「万引き家族」の城桧吏、「仮面ライダージオウ」の板垣李光人、北川景子らが共演。

他新作では、「劇場短編 仮面ライダーセイバー 不死鳥の剣士と破滅の本」「劇場版 仮面ライダーゼロワン REAL×TIME」(東映)が5位でスタート。昨年9月から今年8月まで放映された令和仮面ライダーシリーズ1作目となる「仮面ライダーゼロワン」と、今年9月から放映されている2作目「仮面ライダーセイバー」の2本立て。監督は柴崎貴行(セイバー)、杉原輝昭(ゼロワン)。出演は内藤秀一郎(セイバー)、高橋文哉(ゼロワン)ほか。

「ワンダーウーマン1984」(ワーナー)は6位に初登場。17年に公開され世界中でヒットしたアクション大作「ワンダーウーマン」の続編。前作も手掛けたパティ・ジェンキンス監督をはじめ、主演のガル・ガドット、クリス・パインも続投している。

来年1月に公開予定の完結編「シン・エヴァンゲリオン劇場版」に合わせ「序」「破」に続いて公開された3部作の最後「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」(東宝/東映/カラー)は10位でスタートを切った。

2020年12月21日更新 興行通信社

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