全米映画ランキング : 2019年10月11日~2019年10月13日

全米映画ランキング:2019年10月15日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2019年10月11日~2019年10月13日
(金額・順位は確定後のもの)Rentrak Box Office Essentials

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 1 ジョーカー

Joker
「ジョーカー」

Warner Bros.
(ワーナー・ブラザース映画)

2 55,000,000 192,728,787
2 アダムス・ファミリー

The Addams Family
「アダムス・ファミリー」

United Artists Releasing
(パルコ)

1 30,299,000 30,299,000
3 ジェミニマン

Gemini Man
「ジェミニマン」

Paramount
(東和ピクチャーズ)

1 20,500,000 20,500,000
4 2 スノーベイビー 3 6,170,000 47,971,350
5 3 ダウントン・アビー

Downton Abbey
「ダウントン・アビー」

Focus Features
(東宝東和)

4 4,900,000 82,687,590
6 4 ハスラーズ

Hustlers
「ハスラーズ」

STX Entertainment
(REGENTS)

5 3,850,000 98,015,339
7 7 ジュディ 虹の彼方に

Judy
「ジュディ 虹の彼方に」

Roadside Attractions
(ギャガ)

3 3,255,353 14,974,204
8 5 IT イット THE END “それ”が見えたら、終わり。

It: Chapter Two
「IT イット THE END “それ”が見えたら、終わり。」

Warner Bros.
(ワーナー・ブラザース映画)

6 3,225,000 207,135,424
9 ジェクシー! スマホを変えただけなのに 1 3,100,000 3,100,000
10 6 アド・アストラ

Ad Astra
「アド・アストラ」

20th Century Fox
(20世紀フォックス映画)

4 1,900,000 46,988,432

「ジョーカー」V2 ウィル・スミス主演「ジェミニマン」は3位デビュー

先週末の全米ボックスオフィスは、3本の新作がリリースされたが、前週に爆発的なスタートを切った「ジョーカー」が2週目の週末も約5500万ドルの興収で首位を守り、V2を果たした。

同作の10日間の累計興収は約1億9200万ドルと早くも2億ドル目前。最終興収3億ドル超えはほぼ間違いなさそうだ。

約3000万ドルのオープニング興収で2位デビューとなったのは「アダムス・ファミリー」。ニューヨーカー誌に掲載されていたひとコマ漫画からTVシリーズとなり、90年代には実写映画になったお化け一家のコメディが25年以上の時を経て、アニメとなって再び映画化。ハロウィーンを前にファミリー層を多く集め幸先のいいスタートを切った。声の出演はオスカー・アイザック、シャーリーズ・セロン、クロエ・グレース・モレッツ、ベット・ミドラー、スヌープ・ドッグら。

約2000万ドルのOP興収で3位デビューとなったのは「トップガン」「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズの製作ジェリー・ブラッカイマー、「ブロークバック・マウンテン」「ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日」で2度のオスカーに輝くアン・リー監督、そしてウィル・スミス主演によるSFアクション大作「ジェミニマン」。引退を決意した凄腕スナイパーが、突然襲撃してきた自分のクローンと死闘を繰り広げることになるが、その裏には陰謀があり……。共演はクライブ・オーウェン、メアリー・エリザベス・ウィンステッド、ベネディクト・ウォン。

その他、AI機能付きのスマートフォンに振り回されるサンフランシスコの青年の滑稽な姿を描いたアダム・ディバイン主演のコメディ「Jexi」が9位にランクインした。

今週末は、アンジェリーナ・ジョリー主演によるダークファンタジーの続編「マレフィセント2」に、ウッディ・ハレルソン、ジェシー・アイゼンバーグ、エマ・ストーン、アビゲイル・ブレスリン主演のホラーコメディ10年ぶりの続編「ゾンビランド ダブルタップ」などハロウィーン興行の目玉となる作品が公開となる。

2019年10月15日更新 藤井竜太朗

過去のランキング