全米映画ランキング : 2019年9月27日~2019年9月29日

全米映画ランキング:2019年9月30日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2019年9月27日~2019年9月29日
(金額・順位は確定後のもの)Rentrak Box Office Essentials

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 スノーベイビー 1 20,850,000 20,850,000
2 1 ダウントン・アビー

Downton Abbey
「ダウントン・アビー」

Focus Features
(東宝東和)

2 14,500,000 58,509,850
3 5 ハスラーズ

Hustlers
「ハスラーズ」

STX Entertainment
(REGENTS)

3 11,470,000 80,634,711
4 4 IT イット THE END “それ”が見えたら、終わり。

It: Chapter Two
「IT イット THE END “それ”が見えたら、終わり。」

Warner Bros.
(ワーナー・ブラザース映画)

4 10,400,000 193,911,049
5 2 アド・アストラ

Ad Astra
「アド・アストラ」

20th Century Fox
(20世紀フォックス映画)

2 10,143,000 35,525,600
6 3 ランボー ラスト・ブラッド 2 8,575,000 33,150,810
7 ジュディ 虹の彼方に

Judy
「ジュディ 虹の彼方に」

Roadside Attractions
(ギャガ)

1 3,091,417 3,091,417
8 7 グッド・ボーイズ

Good Boys
「グッド・ボーイズ」

Universal
(パルコ)

7 2,010,000 80,379,855
9 6 ライオン・キング

The Lion King
「ライオン・キング」

Walt Disney
(ディズニー)

11 1,603,000 540,025,662
10 8 エンド・オブ・ステイツ

Angel Has Fallen
「エンド・オブ・ステイツ」

Lionsgate
(クロックワークス)

6 1,535,000 67,184,033

米中合作のアニメーション「アボミナブル(原題)」が首位デビュー

9月最終週の全米ボックスオフィス。先週末は2本の新作が公開され、米中合作のアニメーション「アボミナブル(原題)」が約2080万ドルで首位デビューを果たした。

同作は米ドリームワークス・アニメーションと中国・上海のパール・スタジオによる合作。自宅の屋上でイエティ(雪男)の子どもを見つけた10代の少女イーは仲良くなったイエティの子を上海からヒマラヤまで送り返すために友達とともに冒険の旅に出るが……。中国人少女らの中国からヒマラヤまでの旅路をメインに描いた作品のためか、北米でのオープニング興収は2000万ドルにとどまった。主人公イーの声にTVシリーズ「エージェント・オブ・シールド」のクロエ・ベネット。その他のボイスキャストにサラ・ポールソンや英コメディアンのエディー・イザードら。

2位は前週首位だった「ダウントン・アビー」。2週目の週末は約1400万ドルの興収で累計は約5850万ドルに。3位に再浮上したのは「Hustlers」で、累計は8000万ドル超え、1億ドルの大台も見えてきた。

460サイトでOP興収約300万ドルで7位デビューとなったのは、レニー・ゼルウィガー主演の「Judy」。「オズの魔法使」でスターになった伝説的女優で歌手のジュディ・ガーランドの最晩年を描いた伝記ドラマ。共演はルーファス・シーウェルに、「ハリー・ポッター」のダンブルドア校長役で知られるマイケル・ガンボン。監督はジョナ・ヒル&ジェームズ・フランコ共演のサスペンス「トゥルー・ストーリー」のルパート・グールド。

今週末は、今年のベネチア国際映画祭でアメコミ映画としては史上初となる金獅子賞を受賞した話題作「ジョーカー」(トッド・フィリップス監督、ホアキン・フェニックス、ロバート・デ・ニーロ出演)が公開となる。

2019年9月30日更新 藤井竜太朗

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